みみみ@読書好き理系社会人の日記

しがないコロナ世代の会社員の日常です。転職経験あり。

胃カメラ初体験の記録

 こんにちは。

 

 私はここ何年かの間、食後に喉がつっかえるような、気持ち悪いような状態になることがあって、体の中のことってわかんないし一度見てみようかなと思って消化器内科に行ってみたので、そこでの胃カメラ初体験をレビューします。

 私は医学的な知識が無いので、お医者さんに言われたことと自分の感じたことだけ書いています。

 正直胃カメラは結構しんどいし、もうあんまり受けなくて良いようにしたいな、、という感想です。

 

 

食後に喉がつっかえる症状の原因

 結論として私の場合は胃カメラをしても特に異常が見られませんでした。

 お医者さんによるとストレス等が原因でそんな症状が出ているのかも?ということで、一般的な胃薬と不安を和らげる系の漢方薬の処方のみでした。

 

 私の場合はこのように特に異常がありませんでしたが、実際に胃カメラ等検査をしてみないと断言はできないはずなので、少し気になるような症状がある人はお医者さんに一度行ってみたほうがいいと思います。

 

胃カメラを受けるまでの流れ

最初は問診

 とりあえず一度消化器内科を予約して問診に行きました。

 そこで今ある症状(食後に喉がつかえる、げっぷが多くて心配等)を伝えると、一度胃カメラで見てみましょうと言う結論に。

 

 胃カメラをやるのは一定時間断食をした後になるので、最初の診察の日に別日を指定することになりました。私はとりあえず気持ち悪い原因が早く知りたいなと思って翌日の朝に指定しました。

 

 初日は問診と血液検査のみでした。

 

翌日胃カメラを受けにお医者さんへ

 前日の21時以降は水とお茶以外に口にせず、予約していた消化器内科に向かいました。

 朝何も食べずに歩いていると結構気持ち悪いです。

 

鼻からor口からを選べる

 問診の時に選びましたが、鼻からか口からかどちらかを選べます。

 一般的には鼻からのほうが苦痛が少ないそうです。口からだと反射的にえづいてしまう喉の部分を通過するのがしんどいとか。

 

 鼻からだと鼻血が出やすかったりするので、血が止まりにくい薬を飲んでいる人はちょっと懸念があるそうです。(私は鼻からでしたが鼻血は出ませんでした)

 

鎮静剤ありor無しを選べる

 これも問診の時に選べます。

 鎮静剤があると眠っている間に胃カメラの検査が済むので苦痛はかなり抑えられますが、酔っぱらったときのように記憶が飛んだりするとか、当日は車の運転ができない等のデメリットがあります。

 

 私が行った消化器内科のお医者さんは、胃カメラ自体は7-8分程度で終わるようなものなので、鎮静剤有りにするのは心配な人だけで良いと思うとのことでした。

 

 私はまあすぐに帰れるなら鎮静剤無しで良いかなあと思い、無しにしました。(初めてだと程度もわからないので)

 

【とてもしんどかった】麻酔

 鼻からの胃カメラ挿入を選択したので、鼻に麻酔が塗られました。

 スプレー的なものと、ジェル状のものです。

 ジェル状のものが、喉に到達すれば飲み込んでくださいと言われたんですが、これがまた苦い!!!

 さらに喉に到達したらまた喉の違和感でウエェってなるしでしんどすぎて涙出ました。。。

 

 ぶっちゃけこの後の検査自体はあっという間に終わったので、この事前の麻酔だけが異常に地獄でした。。。

 

 さらに言うと鎮静剤有りのパターンでもこの麻酔の後に鎮静されるだけなので、個人的な感想としては「一番つらいこの麻酔の時間さえ乗り越えればこの後の鎮静いらないな。。」という感じ。

 

するする終わる胃カメラ

 麻酔さえ終わってしまえば、あとはあっという間です。

 最初に鼻から喉に至るまでに違和感があるものの、食道を超えてしまった後は、体の中に入ってるなーという感覚のみで、特にえづいちゃうこともなく、割とすぐ終わりました。

  

 ずっと看護師さんが背中をさすってくれたのでちょっと安心してたのもあります。

 

鎮静剤無しならそのまますぐ結果へ

 鎮静剤を打つとしばらく休まないといけませんが、鎮静剤無しの場合はすぐ結果を聞くことができます。

 私の場合は特に問題ありませんでした。

 写真を見せられてこれが胃か。。。(結構きれいだな)という感想のみ。

 

 当日はこれで終わるので、滞在時間は20-30分程度でした。

 私は一緒にピロリ菌検査をしてもらったので、検査結果が出る1週間後にまた予約をして向かうことになりました。

 

お会計9000円ちょっと

 胃カメラ当日のお会計は9000円程度でした。結構高いですね。

 確か一定年齢以上であればかなり安い人間ドックのメニューに胃カメラを入れられるはずです。

 

帰り道は鼻から麻酔が垂れる

 鼻に麻酔を入れているので、歩いているとだんだん鼻の穴から麻酔のジェル的なものが出てきます。

 これが苦いうえに、唇に到達すると唇がしびれるし、口に入れば歯医者の手術した後に麻酔が残っているような感覚で帰ることになります。

 鼻から胃カメラを選択した時は、帰り道にちょくちょく麻酔を拭けるようにティッシュを用意しておいた方が良いと思います。

 

まとめ

 胃カメラ自体は苦痛ではないものの、トータルで見ると麻酔やお会計などが割と苦痛なので、できる限りは胃カメラが必要でない健康さが欲しいですね。。

 とはいえ、実際に胃カメラをして胃や食道などに何も問題が無かった、というのがわかったのは安心できてよかったです。

 

 関係ないですが、胃カメラを挿入されながらふと普段の設計開発職でちょっと思ったことがあって、

 実際にその製品設計に効果があるかどうか、って試験してみないとわからない部分が多少ありますが、試験を実際に担当する人ほど結果を先に知りたがるのか、その試験をやる意味があるかという議論が発生します。

 実際にやってみないとわからないことを、やってみる前に議論する。時間のむだに思います。もちろん事前の考えで見込みがあるから設計をして、見込みがあるからor知りたいことがあるから試験にもっていくわけです。

 胃カメラをしないと体内で何が起こっているかわからないのに、胃カメラでこういう症状が見えるのかor見えないのか、胃カメラをする意味があるのかを胃カメラをする前に議論するなんて不毛ですよね。疑わしいならやればよい。

 

 なんてことを考えた胃カメラの体験でした。では。

仕事をさぼる派遣さん目撃談

今週のお題「サボる」

 

 初めて「今週のお題」で記事を書いてみます。

 

 

仕事をサボる派遣さん

 「サボる」という言葉でピンときたことが一つあって、私の職場に最近派遣されてきた派遣さんがものすごく仕事をサボっています。

 

寝る派遣さん

 朝とりあえずデスクに座ってPCをつけて、寝て、何もなければそのまま帰る生活をしています。(笑)

 逆にうらやましい。

 

 私の部署は人が有り余っているわけではなく、むしろ人手不足なんです。

 なのになぜそんなサボりが横行しているかというと、その派遣さんは仕事がうまくできなくて、誰も仕事を任せなくなったからです。

 

単純作業を任せられない派遣さん

 最初はこちらも手が足りないので仕事を任せてみました。簡単なデータ入力とか、エクセル作業とか。

 途中からびっくりすることが起こりました。何度も任せている同じ単純作業を間違えるんです。

 

 さらに、何か作業を任せている間、こちらがオンライン会議をしていると会議中に普通に話しかけてきます。しっかりヘッドセットをつけているのに。とてもびっくり。

 「会議中なのですみません」とこちらが言うと、そのまま席に戻っていき、何の用だったかメールで入っているということも有りません。

 そして後々何の用でしたか?と聞くと、「先ほどの仕事終わりました」とのことです。それはメールで言ってよ。。

 

試作品を壊す派遣さん

 PCがダメならば実際に手を動かす作業を、と思い、次は試作品の実験準備作業を任せてみました。

 そしたら試作品にダメージを与えていました。。

 

 任せた作業が終わった後の試作品を見てびっくりしました。なぜか削れている。

 「なぜ削れているんですか?」と聞くと、「○○したらそうなりましたね」と驚く回答がありました。(○○は作業工程に含まれていない勝手な行為です。)

 

無言の派遣さん

 そんなこんなで仕事を安心して任せられない派遣さんなので、そのうち誰も仕事を任せなくなりました。

 すると派遣さんは自分が抱える仕事がなくなるので暇になります。

 

 世間一般の派遣さんが暇なとき何をしているのかわからないのですが、その派遣さんは無言でデスクに座ってPCを眺めています。

 ちょっと、怖いです。

 

策略。。。?

 そんな派遣さんが何故普通に働いているのか、何故まだ給料が発生しているのか、私には理解できる範囲を超えているんですが、次の更新の際には無事満了されるように願っています。

 

 もしかして、あまりにも仕事をしたくないがために、仕事ができないふりをして、結果的に誰にも仕事を任されずに業務時間中に寝られる生活を手にしているんでしょうか。

 策略家なのかもしれませんが、人生の時間の使い方は無駄にしているかも、、、と思います。

 

 雇用についてそんなに専門的知識はないですし、人事的内容に口は出せないのですが、そんな状態でも簡単には切れないものなのでしょうか。うちの会社はそれで大丈夫なんでしょうか。。。

メーカー開発職での作業員おじさんたちとのトラブル

 こんにちは。

 

 ↓過去記事でも書きましたが、メーカーの開発職って作業専門のおじさんたちと一緒に仕事をすることが多くあって、それに伴って私のいる部署ではちょこちょこトラブルが起きていました。今日はそれについてまとめてみようと思います。

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 以下に書いてあることはただの私の体験談で、どこでもそんなことが起こるというわけではなし、作業専門の人が悪いとは思っていませんが、これらのトラブルは私の転職理由の一つではあります。

 

 

メーカー開発部門にいる作業専門の方々との仕事

 メーカーの開発部門ではたいていの場合、開発品の試作・実験等の実作業を行う専門の方々がいます。

 

 マンパワー的なことを期待されているだけでなく、作業自体のプロフェッショナルな方たちです。必要な作業があったとして、それをどう安全に効率よく行うか・ばらつきを少なくするか等も考えて仕事をされています。

 

 製品設計などの職種の人たちは、やりたい作業や欲しい試作品があったとすると彼らにお願いして試作や実験をしてもらい、結果をまとめて次の検討に活かしていく、という流れです。

 

 なので、その作業員の方々がいないと・一緒にうまく仕事ができないと、開発の仕事がうまく回らなかったり、効率的に動けなくなります。

 

私が出会ったちょっと困ったこと

  私が、というか私の部署ではそんな作業専門の方々とのやり取りでたびたびトラブルが起こっていました。そんな事例を紹介します。

 

①面倒だからという理由で作業を拒否される

 これが結構多いです。(個人的には職務放棄じゃんとは思います。)

 

 何か新しい方法で検討をしたいというとき、標準化できていないような方法の実験を行う必要があったりします。

 さらにその実験をやることによって具体的に何が得られるか、見込みはあるものの実際にやってみるまではわからない、ということも多いです。

 

 そんな時、その実験が相当の工数が必要なものであったりすると、多少現場の反発を買います。

 

 「この実験をやる意味あるの?」「取ったデータをちゃんと生かしてくれるの?」「前までやってなかったのになんで今やるの?」等です。

 

 開発職側の同僚や上司が皆納得して必要だと認めているものであっても、実際に手を動かすのは現場の人になるので、(ここが完全に分離している部署の場合は特に、)現場の人が納得するまで実験の実施が決定できなかったりします。

 

 その実験がどれだけ意味があるか、その結果によってどうなるかについては、こういう結果が出ればその次こうしようという目論見はあっても、実際の結果が出ない限りわかりません。

 

 以下私の部署での事例ですが

 私の部署では、理由を全部説明した上でも、作業の工数がかかりすぎるなどのネックがあれば、納得できないと実験の実施を突っぱねられたりします。

 職務放棄じゃんと思いますが、作業員の歴が長く上司よりも年上な場合の作業員の方のこういう発言は上司でもなだめきれない場合が生じてしまっています。

 

 こういうことがたびたび起こると実験・開発が遅々として進みませんが、彼らにとっては自身のそれらによって開発が進まないということには無関心です。

 

 これがもし、自分も開発部門の一員で、皆で協力して進めるという意識が強くある部門では多少違うのかもしれません。

 

②年上の人が言うことにはあまり反発しない

 これは私の体験談ですが、私(2年目)がこういう実験をしてほしい、と言っても上のように突っぱねられたとしても、同じ製品設計職側で歴が長くてベテランの人が私と同じことを言うと話が通る、ということはたびたびあります。

 

 年功序列の意識が強いバックグラウンドがあることからこういう状況が生まれているのかな?と思います。

 実際どうであれ、こういう状態があると若手としてはやる気が失われる原因になるかもしれません。

 

③歴が長くなるといろんな意味で声が大きくなる

 完全に私の部署の話ですが、私の部署にいる作業専門のおじさんには声が大きい人が割といます。

 

 おそらく工場に長くいると工場内がうるさいから声を大きく上げないと周りに伝わらない、とかそういうちゃんとした理由はあると思います。

 でも開発部門のいわゆるオフィスの居室ではそういう態度は結構浮きます。

 

 さらに、歴が長く作業のプロフェッショナルになっている人であれば、発言権が大きいという意味でも声が大きくなります。

 実際、作業のプロの意見は貴重で、実際にモノを扱っていて気付いた点等はいろいろと役に立つことがあります。

 ただ、そういう方たちがそこで起こっている現象を完全に理解しているということは必ずしもなくて、多分こういうことだな~みたいに推測していることをまるで事実のように伝えていることも有ります。

 

④タバコ休憩が多い・喫煙所で話が進む

 なんでかはわからないですが、工場の近くほど喫煙所が多かったりします。

 そして私のところの作業員の人たちは喫煙者が多くいます。

 

 たまにタバコ休憩が入るだけであれば何も問題はないのですが、タバコ休憩先の喫煙所で大事な話が進んでいて、こちら側に共有されていない、ということはたびたび起きてちょっと困ります。

 

⑤連絡手段が電話・口頭

 業務効率化のためには、業務関係の伝達方法はメールやチャット等、文字に記録されるようなものを利用するのは今どきマストだと思います。

 言った/言わない問題にならないし、CCに入れるなどして簡単に他の同僚に共有できるし、文字として記録が残っているので後から聞きなおしたりする必要がありません。

 

 でも、私の職場だと現場の人ほど直接電話をしてきます。急ぎの場合ならまだしも、そうでない場合、新規情報を伝えてくる場合も平気で口頭で伝えてきます。

 それで何も問題が起こらなければ良いのですが、たびたび言った/言わない問題等や、うまく伝達できていないことによる問題が起こってしまいます。

 

 じゃあなぜわざわざ問題が起こりうる手段で伝達してくるの?というと、やはり電話や口頭のほうが「慣れている」からのようでした。

 実際、高齢なほどPCがうまく使える人は少ないとは思いますが、業務でPCの利用が必要不可欠な現代において、タイピングが遅いからメールしないというのは甘えでしかないように思います。

 

まとめ

 今回の記事はほとんどただの愚痴、ではあるんですが、メーカーの開発職を考えている就活生にとってはある程度このようなトラブルが発生する可能性を理解しておいた方が良いと思います。

 

 さらに、今後自分も年を取ったときに、「この人時代に追いつけてないな」「昔仕事できただけで今できないのに偉そうだな」「長く働いてるだけで能力無いのに横柄だな」とか思われないようにこれからも努力は常に続けようと思いました。では。

 

 

 

メーカー開発職に就職して後悔したこと

こんにちは

 

 最近転職関係のブログをぽつぽつ書いていますが、それに関連して今のメーカー開発職という立ち位置に就職して後悔したことについて書きます。ちなみに化学系です。

 この職種はダメとかいう批判ではなく、ギャップで感じたこととかです。

 

 今回の記事が今から就職を考えている理系就活生とかの参考になればと思います。

 

 

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メーカーの開発職の仕事内容

 開発職、製品開発、商品開発とか企業によって多少名前は違うと思いますが、メーカーでの理系職種として花形部署だと思います。

 

 その中でも細かく分かれていますが、この記事で書いている私の職種は製品開発の中の製品設計とかになります。

 

 入社前のイメージとしては、新しい製品を世に出せるすごくやりがいのある仕事で、いわゆるものづくりをやる仕事という感じです。

 

 そのイメージはあながち間違っていないです。新しい製品を世に出せるし、当たれば会社の利益になるし、研究開発のように比較的基礎研究寄りの仕事とは違って具体的な製品に触れるのでやりがいを感じる仕事だと思います。

 

 そこでの理系院卒社員の仕事は基本的に統率するような仕事で、全体をまとめ上げて製品を作り上げていくイメージです。詳細は下に続きます。

 

入社してからのギャップ 

①ほぼデスクワーク

 ものづくりって実際に手でものを作ったり、実験をしたり、というイメージがあったのですが、私の仕事はほぼデスクワークです。ほぼ居室から出ることはありません。

 

 一番最初にものをつくったり実験をする現場を見たりはしますが、基本的に最初に見たっきりです。ごくごく稀に実験に立ち会うこともあります。

 

 じゃあ何をするの?というと、実際にものを作って実験したり、解析をしたりした結果をまとめて部署内や客先にoutput、より良くするためのアイデアを考えたりする仕事です。

 

 そして資料作成している時間がめちゃめちゃ多いです。開発品だといろんなチームと打ち合わせ、報告をする機会が多いので、その都度何かしらの資料を作成しています。

 

 結果的にほとんどの仕事はデスクワークになります。なので製品開発職って結構リモートワークしやすいです。

 

②実作業をする高卒の人たちと働く

 これはイメージをしやすいかと思います。

 開発品の試作工程や、実験作業は割と決まった作業になるので、作業自体をするのは派遣さんであったり、高卒の人達だったりします。

 工場と同じ感じですね。実際、量産の工場の配属から開発部門の作業員に転属したりする人たちはいます。

 

 なので、理系院卒の職種は彼ら高卒や派遣の人たちに依頼したりする立場になります。

 正直私はそれが苦手です。

 

 高卒の若い人相手であれば全く問題はないのですが、高卒から長年作業員的な職務で働いている人たちと関わるには難しい部分があります。

 長く製品を扱っていることでプライドを持っていたり、年齢が低い相手に対して強気で挑む人もいるので、そういう人と働くと色々とストレスがたまることがあります。

 

 私のいる部署の場合、ちょっと高卒のおじさんたちといろいろエピソードがあるんですが、長くなるのでそれはまた別の記事にまとめています。↓記事ご参考。

 

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 トラブルの有無には関わらず、自分より年上の高卒の人たちの扱いって、理系院卒社員がどこかしらでぶつかるもののように思います。

 自身と異なるバックグラウンドを持つ人達といかに付き合うかは難しいですが、そんな能力を持てると社会を渡りやすいんだろうなと思います。

 

③専門的なスキルを育てるのは難しいかもしれない

 上に書いたように高卒の人たちを統率したり、他の部門とのやり取りは職務として結構あります。

 なのでいわゆる調整業務というものが多いです。バランスよく幅広く業務をするイメージ。

 会社としても理系院卒の開発職の社員に求めるものはゼネラリスト的立ち位置なのかもしれません。

 

 スキルと言ってもプレゼンとか話すスキルはどんどん磨かれるかもしれませんね。

 ただ例えば材料とかは当たり前かもしれませんが研究開発職の人のほうが詳しかったり、実験結果の取り扱い方は実験をずっとやっている専門的な業務の人のほうが詳しかったりと、それらの自分の武器として使えるようなスキルは普通の開発職では難しいのかもしれません。

 

 最近転職に向けた職務経歴書を書いていて、今までの自分の業務って幅広くやっては来たけど、あまり深いところまで追及してスキルを得たような経験が薄いかも?と感じてしまいました。

 

④図面は描いたことが無い

 設計みたいな業務をしていると図面とかを描く機会ってあるのかな?と思っていたんですが、今のところ描いたことはありません。

 

 図面作成とかの業務はそういうスキルがある派遣さんとかがやったりします。

 最近転職情報とかを眺めていると、CAD等のソフトの使用経験があれば多少有利になるのかな?とも思うので、やってみたい気持ちはありますが今のところ叶ってはいません。

 

まとめ

 私は上記を含めたいろんな理由をもって、今の開発職とは違う職種で転職をしようかなと思っています。

 開発職は入社前のイメージとは違って、意外とリモートワークしやすい!等良かったことも有りますが、合う合わないというのはやっぱりあります。

 同じ職種でも企業によって実態は異なりますし、今回私が書いたことが完全にどこの企業でも言えるようなこととは限りません。

 

 今回の記事が理系就活生の方たち等、開発職を考えている人達の職務イメージの助けになれば幸いです。では。

転職エージェントを利用した転職経験まとめ ~エージェントの比較も~

 こんにちは。

 

 ↓下の記事にも少し書いてますが、最近夫が強く転職を希望している(転居を伴う)ことも有って、私も少々今の勤務状況に不満があるので転職活動を始めました。

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 そこで今利用している転職エージェント↓3社

マイナビエージェント

リクルートエージェント

doda

で面談・求人紹介をしてもらているので、それぞれの良いところ・どうかな?と思うところ・感想を書こうと思います。

 あくまで個人の印象です。 

 

 

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転職エージェントを利用した転職

そもそも転職エージェントとは?

  転職をあまり考えたことが無い人には、転職エージェントってどういうサービスなんだろう?となじみが薄いと思います。

  

 転職エージェントは、転職希望者が求人の条件や自分のスキル・能力を登録しておけば、そのスキルや能力を求める企業と転職希望者をマッチングしてくれるサービスです。

 さらに、エージェントは転職業界のスペシャリスト的な立ち位置なので、履歴書や職務経歴書の添削・アドバイスをしてくれたり、各種業界の動向情報を教えてくれたりします。

 

 なので一人で転職活動するよりもはるかに効率よく転職活動ができます

 

転職エージェントを利用するメリット

  よし、転職しよう!と思ったときってとりあえず転職サイトとか、企業のHPでこんな求人があるんだーと眺めたりすると思います。新卒の就職活動ってそんな感じですよね。

 

 でもこれってとっても時間がかかります。どんな企業がどんな求人を出しているのか、その中から自分の求める条件に合う求人はどれなのか、候補を集めるだけでも恐ろしく時間がかかります普通に働きながらだと厳しいですね。

 この点、転職エージェントに登録、自分の求める条件を提示しておけばエージェントがそれに合致するような求人を探してくれます

 

 さらに、転職エージェントはオープンに載っていない求人も提供してくれるので、単純に選択肢が増えます

 

転職エージェントは無料!

 転職エージェントは転職者には無料のサービスです。

 なぜなら報酬が、マッチングした時の企業側から支払われるからです。企業からすると普通に求人サイトに広告を載せるよりもコストがかかる求人方法に思えますが、求人サイトに求人を載せていても長期間求職者が来ない可能性・リスクを考えると、成果報酬型となる転職エージェントを利用したマッチングのほうが確実なのかもしれませんね。

 

理系の新卒就活と転職の違い

持ち時間が全然違う

理系院卒の一般的な就活方法って、

インターン会社説明会に参加(堂々と就活で休めるかは研究室による)

②これに決めた!という企業を見つける

③学校or教授の推薦で応募

④うまくいけば内々定

という感じです。(多少単純にしてます)

 

 研究室の活動の中でぼちぼち会社の情報を集め、就活を終えた先輩方の経験談を聞いて準備をして、時期が来て解禁されればESを提出して、

 というように、就職活動をする時期ってある程度決まっていることも有って、それまでにこういう準備をして。。。と徐々に準備ができるので、準備期間は自分のさじ加減でいくらでも長く取れます。

 

理系の就活準備等については↓の記事にも書いています。

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 それに対して転職活動は、就業しながらであれば以下の状況になります

・仕事をしながら求人を探さないといけない

・面接の予定は割と急に入るので有給をちょくちょくとらないといけない

・求人が出されている期間は限られている

 

 なので、新卒の就活とは違って切迫した状態で活動する必要があります。

 

周りの応援の有無・モチベーション

 新卒の就職活動の時は同期の皆が一斉に就職活動を始めるので、同期の中で情報交換をしたり、それぞれの先輩からの経験談を共有したりと、意識をしていなくとも周りのサポートは結構あります。

 

 それに比べて、転職活動は

・転職活動をしていることは同僚に内緒

・転職ができなくても、最悪元の場所で働き続けることができる

・有給を取りすぎると怪しまれる

 というように、割と肩身が狭いように感じます。

 

 転職エージェント比較

 ①マイナビエージェント

 20代の転職希望者の登録数が多い

 らしいです。

 マイナビエージェントの特に売っている部分だと思います。

 

 マイナビと言えば新卒の就活でもお世話になった人が多いでしょうし、なじみがあるためにマイナビエージェントを選ぶ若い人が多いのかなと思います。

 

面談予約が取りづらい

 登録者数が多いのか、面談の予約がかなり取りづらかったです。他2社は1週間以内の日時で予約ができたりしましたが、マイナビエージェントは3日間候補を出して2週間後しか取れませんでした。

 

 前述したとおり、転職は早く動きたい切迫した場合が多いので、面談までに日時がとられてしまうのはちょっと困るかもしれませんね。

 

エージェントはかなりカジュアルな話し方

 これはエージェント個人によるとは思いますが、私の面談をしてくれたエージェント(夫の面談相手のエージェントも)かなりカジュアルな話し方をされる人でした。

 私は出身学校の学科名が変だってちょっと笑われました。(○○科って何するんですか?(笑)ププッみたいな。ほんとに。)

 

 エージェントの方が結構若いのかな?という印象。

 面談中もかなりバックグラウンドがうるさく気になりました。。。

 

 ただ業界の動向とかはちゃんと教えてくれるので、面談の内容自体には問題はないと思います。

 

エージェントからの求人情報数は少なめ(私は9件)

 面談の後、当日中に希望に合いそうな求人を提供してくれました。

 私の場合はエージェント面談後に提供された求人数は9件でした。(3社の中で一番少ない)。

 さらに言うとエージェントのサイトから求人を検索するような機能もないので、選択肢を増やすという目的ではあまりお勧めされるようなものではないのかなーと思います。

 

求人の質は。。。

 私の場合、これは!という求人にはマイナビエージェントからは出会えませんでした。。

 私が紹介された求人はどれも年収は低めで、あまり職種の条件と合致するものではなく、おおもとの提供できる求人量が少ないのかな?という印象です。

 

 個人的なイメージですが、20代が多く利用するエージェントということも有り、あまり理系院卒向けではないのかも?と思います。

 (理系院卒は入社時点で20代半ばなので、転職時には30前後の場合が多いイメージ)

 

アプリが無いのは不便

 毎度サイトにブラウザからログインするのはちょっと面倒です。。

 今回紹介している他の2社はスマホアプリがあるのでサクサク求人を探すことができます。

 

リクルートエージェント

エージェントが丁寧・面談の質が高い

 これもエージェント個人によると思いますが、私が対応したエージェントは(夫の面談をしたエージェントも)かなり物腰が柔らかく、丁寧に話を聞かれる方でした。

 

 また、面談の中で自分の自己PRになりそうな良いところを話すように誘導されるのがうまいように思いました。

 例えば、「その能力は例えば大学時代のアルバイトなどの経験から鍛えられていらしたんですか?」等といったかたちです。

 

 いわゆる自己PRの棚卸的なこともできて、目指す業界を絞るのも手伝ってもらえるので、今回の3社の中では一番価値のある面談でした。

 

面談予約は取りやすい

 私の場合、面談の候補日時を3つ選択して申請すると、翌日には日時が決定して結果申請した日の4日後に面談ができました。

 

 エージェント数が多いということなのかもしれません。

 すぐに面談ができると転職がサクサク進められるので、最初の機動力は好印象です。

 

エージェントからの求人情報数は多い(私は30件)質も○

 こちらも面談後、当日中に希望に合致する求人を出してくれました。

 そもそも検索できる求人数が多くて合致するような条件の求人を探し出すのは難しいです。その中から合致した選択肢が増やされたので、面談をした意義があったなと思います。

 

 質としても、これは!という求人が何件かありました。

 

doda

面談予約は取りやすい

 こちらも面談予約は取りやすいです。

 登録すると面談予約フォーム付きのメールが来て、5日後に面談予約ができました。

 

 やっぱり機動力があると最初の勢いのまま転職のスタートを切れるのがいいですね。

 

面談はカジュアルめ・自己PRの棚卸○

 私が面談したエージェントの方は若めの女性の方でした。面談はカジュアルな雰囲気で話しやすいように対応してくれます。

 自己PR・強みの部分の棚卸としては、話す内容からアピールすべき部分を取り上げてその都度褒めてくれる感じでした。

 「今のお話もとても分かりやすいです。きっと○○の経験が生かされているんですね」みたいな感じ。

 

 面談内では特に業界の動向とかの話は出ませんでした。

 

エージェントからの求人情報数はとても多い(私は73件)質も○

 面談後の当日中と、その後にもちょくちょく提供がありました。

 提供される数がかなり多く、希望条件に少しかするくらいの求人も多く含まれていて、すべてに目を通すのは少し大変ですが、選択肢はかなり増やすことができます。

 

 さらに自分で検索できる求人も見ると、結構大手企業の良い条件の求人がたくさんありました。それも新卒の就活の時に候補にしていた大手企業の求人も。

 これは!という求人にもいくつか出会えたので、転職候補先をたくさん見たいという人にはとても適しているように思います。

 

まとめ

 私の個人的な経験談にはなりますが、結論として以下です

・転職するなら転職エージェントは必須

・おすすめはdodaリクルートエージェント

 

 転職を実際にしなかったとしても、面談を通して自分の市場価値や、転職市場の動向を知れるのは今後のキャリアの選択肢を増やすために良いと思います。では。

新婚二人暮らしで買ってよかったものまとめ

 こんにちは。

 

 数か月前に入籍して新婚生活なうな私が、新婚生活において買っておいてよかったなと思うものを紹介します。

 

 

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必須:乾燥機能付き洗濯機

とっても時短

 これは今の時代必須と言っても過言ではないかもしれません。

 従来の乾燥機能の付いていない普通の洗濯機であれば、

①洗濯物を洗濯機に入れる

②洗剤・柔軟剤を入れる

③洗い終わった洗濯物を取り出す

④洗濯物をハンガーにかけて干す

⑤乾いた洗濯物を取り込む

⑥洗濯物をたたむ

 というように、細かく分けると作業がいろいろあります。結構ありますね。

 

 こんな①から⑥まである作業が、乾燥機能付き洗濯機を購入すれば③④が消えます(結構めんどくさい作業が消えます)

 さらに言うと最近の乾燥機能付き洗濯機は洗剤自動投入という機能があり、あらかじめ洗剤と柔軟剤を指定の場所に入れておけば、自動的に必要な量を投入してくれます。これがあれば残りの作業が①⑤⑥だけですね。超らくちんです。

 

二人暮らしのライフスタイルに合う

 単純に作業が少なくなるというのも有りますが、特に良いこととしては

・朝洗濯機を回して、夜帰ってきたら乾燥し終わった洗濯物をたたむだけ

・毎日必要な衣類は夜寝る前に洗濯を回して朝には乾いている

 ということです。

 私たちは共働きなのであまり家事に時間をとれないので、朝や夜のちょっとした時間に作業すれば後勝手にやっといてくれる、というのは非常に便利です。

 

 以前一人暮らしで普通の洗濯機を利用していた頃は、平日夜家に帰ってから急いで風呂に入り、洗濯機を回し、洗濯が終わるころまで起きて浴室乾燥に急いで入れて寝る、というサイクルでした。

 これだと洗濯が終わるまで時間的に拘束されるようなもので、毎日のことなのもありしんどかったです。。今の家電に感謝。

 

注意

 ちなみに一応乾燥機能付き洗濯機も、乾燥してから早めに中身を取り出した方が(中に湿気がこもらないので)良いですし推奨されています。

 私は今のところ上のような使い方で、乾燥されてからしばらく放置しているタイプですが、今のところ問題はないです。

 

おすすめ商品

 ↓おすすめの(パナソニックのは乾燥時の料金が安い)


 

 

 

必須:乾燥機能付き食洗機

 食事後の洗い物って、時間がかかる・手が荒れる・水道代がかかるの3拍子で嫌な家事なんですよね。

 それを解決するのが食洗機(できれば乾燥機能付き)です。

 

タンク式なら設置がらくちん

 食洗機といえば前は分岐水栓型ばっかりで、賃貸の場合は工事が必要だとちょっとな。。。と思う部分がありましたが、最近は卓上型のもので食洗機自体に水を入れて洗浄してくれるタンク式があります。

 これだと工事不要だし、水道につなぐ必要もないので(排出する水の受け皿みたいなバケツなどを用意すれば)キッチン以外に置くこともできます。

 キッチンが狭い場合でも設置できるのがありがたいですね。

 

時短

 家事にかかる時間としては、食器を入れる・洗剤を入れる・(タンク式のみ)水をそそぐという作業だけなので、正直めちゃらくちんで時間がとられません

 私は平日の朝にも使用していますが、時間のない朝でもほとんど時間がとられず、最初の作業後放置するだけです。

 

水道代節約

 さらに、メーカーによると通常通り食器洗いをした場合と比べて水道代も節約できるようです。

(洗い物してるときって、まず食器を泡まみれにしてからそそぐのであればそんなに水道代がかからないかな?とも思いますが、洗い物をした後のスポンジを水ですすぐことも考えれば、トータルで確かに水を使う量が多いのかな?と思います。)

 

おすすめ商品

↓私の使っているもの(一番お金のかかる乾燥の部分の料金が安かったものから選んだ)


 

 

できれば:ルンバ

 二人で暮らすと、二人分の髪の毛やほこりが溜まります。そんな状態には自動でお掃除してくれるロボットが便利ですね。

 

スマホアプリ連動

 スマホアプリ上で遠隔で起動することもできますし、スケジュール機能があるので忘れずに床をきれいに保つことができます。

 例えば平日月・水・金の10時からというような指定ができます。共働きの場合は朝や夜しか家にいないので掃除をすると騒音になりそうで心配ですが、この機能を使えば平日の昼間に掃除を終えることができます。

 

片付けの意識が芽生える

 ルンバを利用するメリットはとにかく便利なことでもあるんですが、ルンバを利用したいという理由から意識的に床にモノを置かなくなるということもあります。

 

 ティッシュとかを巻き込むとめんどくさいし、床に置いたものの上にルンバが乗り上げて動けなくなるということもあるので、スムーズに掃除するために床にモノを置きたくなくなります。

 床自体がきれいに保たれるだけではなく片づけをする意識が芽生えるのも良いですね。

 

おすすめ商品

↓自動掃除だけでなく、ホームのベースに自動でごみを収集(ルンバ本体からちょくちょくごみを回収する手間が省ける)


 

 できれば:プロジェクター

テレビ不要

 私も夫もあまりテレビを見ない(ザッピングは時間のむだ派)ので、テレビは置かずにプロジェクターを置いています。

 テレビを置いていると、とりあえずつけてみたりBGMに何かしらの番組を流してみたくなってしまうので、時間がとられます。

 その点プロジェクターで何かをみようと思うときって、特に「何かみたいもの」がある場合が多いと思うので、とりあえず映像を流すというようなことをする必要が無く、時間が無駄になりません。

 

 それにテレビが無くてもプロジェクター上でアプリからネットにつないで甲子園やオリンピックなどのみたいものはみることができますし、今のところテレビが無くても困っていません。

 

(テレビより)引っ越しに困らない

 引っ越しの時割と困るのがテレビの梱包だと思います。

 業者を頼むならまだしも、身内だけで引っ越し作業をしようとすると梱包も運び出しも神経を使いますし非常に面倒です。

 それもプロジェクターなら本体(箱にも収納できる)だけなので持ち運びやすいのが良いですね。

 

やっぱり大画面最高

 テレビだとそんなに大きいテレビを最初から買えないし、サイズの制限があります。それがプロジェクターだと壁一面に写すことができるので圧倒的勝利ですね。

 私は映画を観るのが好きなので、よくPrimeVideoを写して流しています。たまにTEDとかYouTubeとか。

 NintendoSwitch等ゲームもつなげるので、壁一面の大画面でゲームができます。

 私はリングフィットアドベンチャーを大画面でやっています。正しいポーズとかがうつったりするので、大画面だと見やすくてとっても良いです。

 

おすすめ商品

↓使い勝手○・高音質


 

 

逆に要らなかったもの

多めの食器

 食洗機でこまめに洗っていれば、割と最低限の食器だけで回せるので不要です。

 特別食器集めに強いこだわりがあったり、料理の写真をUPする趣味があるとかでなければ少なくした方が場所も取られないので良いでしょう。

 

多めの寝間着

 これも、乾燥機能付き洗濯機をこまめに使っていれば最低限のみで十分です。

 以前は洗濯できない日のことも考慮してちょっと多めに用意していたりしましたが、今では不要です。

 下着も同様で、多く持っているぐらいなら質のいいものを少なく持つのも良いですね。

 

まとめ

 新婚二人暮らしで仲良く暮らすためにもトラブルのもとになるものは小さくした方が良いし、そのためには今回の時短家電があると良いと思います。では。

 

TOEIC755点のOLの英語勉強法 ~転職に向けて~

 こんにちは。

 

 巷で「収入を上げるには転職」「実際に転職しなくても転職エージェントで市場価値を把握」「転職活動だけならノーリスク」みたいな文言を良く聞くこともあって、私たち(特に夫)も例にもれず最近転職エージェントに登録してみました。

 転職エージェントの使用感想とかはまた別途書いてみようかなと思います。

 

 その転職活動の中で募集要項とかをいろいろとみていると、理系職でも割と(多分英語の論文とかが読める程度というライン)英語力が求められているようです。

 

 私は実は高校からそこそこレベルに英語ができて、今年6月にTOEICを受けてみたら755点を取れました!(学生時代より若干レベルアップ!)

 それでも実は私はもうちょっと英語が必要そうな弁理士に興味があるので、まだまだ上に向かって勉強中です。

 

 夫はというと学生時代から英語があまり得意でなかったようで、今転職活動に立ち向かう中で英語勉強に奮起し始めています。

 そんな中私が夫にTOEICに向けた英語の勉強方法を教えてみているので、その内容をまとめてみました。主にリスニング&リーディングに向けた勉強法として書いています。

 ちなみに私は割と節約するタイプなので、最低限必要なもの以外は無料で使えるものが多めです。

 

 

f:id:techtechbafl:20210822152745j:plain

 

語彙力を鍛える

  よくTOEICは語彙力」みたいな文言を聞きますが、これは本当にその通りで単語力が無ければ何もできません。

  高等な単語を知っていなければReadingパート序盤の短文穴埋め問題に対処できませんし、基本レベルの単語を知らなければ長文問題で内容を読み取ることが難しくなると思われます。

 

 私としてはどの単語帳を使うかというのは正直重視していなくて、学校で使っていたような普通の単語帳で十分対応できると思っています。大事なのはどの単語帳を使うかというより記憶の仕方です。

 

単語帳を利用した単語の覚え方

  人間の脳の記憶の仕方について、忘却曲線というのを良く聞くと思います。

f:id:techtechbafl:20210822124006p:plain(画像出展元:Wikipedia

 何かを覚えるときは何度も復習して覚えなおした方が忘れにくくなるということです。

 これを意識した方法として、私の英単語の覚え方は、

①1ページ目の英単語を覚える

②2ページ目の英単語を覚える

③1ページ目の英単語を覚えているかチェックする(意味だけor単語だけを隠して、単語or意味を当てられるか確認)

④ 3ページ目の英単語を覚える

⑤2ページ目の英単語を覚えているかチェックする

・・・以下続く

 という感じです。振り返りながら1ページずつ進むイメージです。

 

 本を読むようにどんどん先のページへ進んだ方が、英単語をいっぱい覚えた!とと思えてきてしまいますが、実際に脳にしっかり定着させるためには振り返りつつ学習したほうが良いです。

 

 さらに、忘却曲線は一日単位で書かれていることが多いですが、実際には1日の中でも忘れてしまう(朝覚えても夜には忘れてしまっている)ということもあるので、

 理想を言えば朝も覚えて夜も覚える、という方がより確実に覚えられるでしょう。

 

使っていた英単語帳

 英単語帳は正直なんでも良いんですが、私が使用していた英単語帳を下に紹介します。

 また、基本用とTOEIC対策用を下に紹介していますが、大学受験まで英語は問題なかった、足を引っ張らなかった、というように基礎的な英語力がある場合はTOEIC対策用の英単語帳を何か1つ持っているとTOEIC対策としては使いやすいかなと思います。

 

↓基本英単語用

 主に大学受験用の英単語帳なので、割と基本的な部分から幅広く載っています。 基礎から自信が無いという場合はこの手の英単語帳から始めると安心でしょう。

 

↓しっかりTOEIC対策用

 これはタイトルにもあるようにTOEIC対策用の英単語帳です。600点レベル~990点レベルまでの順に載っています。

  ちょくちょく入っているTOEIC豆知識的なのがちょっと面白いです。

 

英文に慣れる

 英単語にある程度自信がもててきたら、次は英語の文章に慣れましょう。

 

 TOEIC試験では英語の中長文を読むことになるので、それに慣れるためにお勧めできるのはやはり英文のニュースです。英文に慣れる上に時事にも強くなりますし、教科書的な文章ではなくネイティブの文章に慣れるのは良い学習になると思います。

 私が良く見ている英語のニュースを紹介します。

 

CNNニュース

 アメリカのニュースです。多分そこそこの知名度

 私はスマホにこのアプリを入れていて、たまに通勤時に全文を読んでいます。文章だけでなくニュース動画もあって総合的に勉強ができるので、入れておいて損はないと思います。

 

The Wall Street Journal

 言わずと知れたアメリカの超影響力のある英字新聞です。

 こちらもスマホアプリがあるので入れていますが、記事を読めるのは有料会員だけで、お金をかけていない状態だとタイトルと簡単な要約分だけ読めます。

 内容・英語レベルはそれなりに上級者向けです。

 

The New York Times

 これも言わずと知れたアメリカの有名な英字新聞です。個人的にはロゴが好きです。

 これもスマホアプリを入れています。これも有料版じゃないとかなり制約がありますし、ほぼほぼタイトルと要約みたいなものしか読めません。

 ただ、上のウォールストリートジャーナルもニューヨークタイムズも、ニュースの数自体が多いので、タイトルを追っていくだけでも十分時事情報が入ってきますし英語の勉強になるのかなと思います。

 タイトルだけとりあえずざっと読んでみるというのは、日本語の新聞でも同様の読み方をしている人が多いのではないでしょうか。

 

リスニングに慣れる

 全く英語に接しないような職業に従事している場合は、英語のリスニングに慣れていない状態が普通だと思います。

 TOEICの試験で不慣れな英語を正確に聞き取るのはすごく疲れるので、TOEICに向けて意識的に耳を慣らしていきましょう。

 

TEDのスピーチを視聴する

 私が大学生の時、英語に力を入れている近くの研究室では週に一度輪番で「TED」の動画を要約して紹介する、という英語学習が行われていました。

 TEDとは、いろんな学者等の有識者の講演がオンラインで投稿されているアメリカのメディアで、完全に無料で視聴することができます。

 →TEDリンク:https://www.ted.com/

 ちなみに公式アプリも存在します。スピーチ動画の中で日本語字幕を出すこともできます。

 

 私は英語の学習として、自分が興味を持てるようなテーマの動画を下の順序で視聴します。

①字幕なしで視聴(イメージをつかむ)

②英語字幕で視聴(単語が正しく聞き取れているかを確認)

③日本語字幕で視聴(意味が正しく聞き取れているかを確認)

④(慣れてきたら)英語字幕or字幕なしでシャドーイングする

シャドーイングとは:スピーカーが話す後に続いて自分でも文を口ずさんでついていく学習法)

 

 TEDの動画のテーマはテクノロジーや健康、ライフスタイル等幅広く、きっと誰しもが自分の興味を持てるテーマを見つけられると思います。

 私は特に健康や行動経済学のテーマが好きで良く聞いています。

 

Spotifyで英語のポッドキャストをきく

 Spotifyは有料プランがあるものの無料でも利用できる音楽アプリですが、音楽だけでなくポッドキャストも充実しています。

 通勤時等、手がふさがっていたりしても耳は空いているので、そんな隙間時間に英語を流し聞きしてみても良いでしょう。

 

 個人的なおすすめは「解説!1日5分ビジネス英語」というものです。

 最近のニュースに関する英文などを扱っているので、ただ英語をきくというだけでなく、時事ネタにも強くなれるでしょう。

 

TOEICの問題に慣れる

 ここまでのような内容で徐々にリーディングもリスニングも基礎を鍛えられてきたら、TOEICに向けて試験の問題に慣れておきましょう。

 

 これは単純です。とりあえずTOEIC公式問題集を周回してください。

 私はTOEICの試験1ヶ月くらい前からぼちぼち解いて周回します。

 

 TOEIC向けの問題集って本屋に行くとちょっとびっくりするくらいありますが、正直公式問題集だけで良いです。

 

 また、大学生のうちは大学の図書館にTOEICの公式問題集が置いてあって、貸し出しができたりします。ぜひ活用していきましょう。

 

まとめ

 TOEICの勉強とかで検索したり、本屋に行ったりすると、大量の種類の参考書などがあることに驚きます。ビジネスとして使われまくってますね。

 でもTOEICって英語の能力を測るものではあるけども、TOEICのために勉強するというよりかは、英語を勉強していった状態でTOEICを受けると結果的に高得点だった、というのが理想的だと思います。

 なので目的を見失わず、なぜ英語を勉強する必要があるかについて考えると、「簡単にTOEIC高得点!」みたいな文言に惑わされなくなるのかなと思います。

 

 転職について考えても、なぜ英語力が求められているのか?仕事の中でどのように英語が使われるか?を考えると、英語を勉強するモチベーションになるのかな。

 海外と取引がある部署だから、英語の文書を出す必要があるから、等の理由を見つければ、いわゆるTOEIC受験のテクニックを磨くというだけでなく、英語自体の勉強が必要なんだなーと感じると思います。

 私自身も今書いていて、あー、英語勉強しなきゃと思えてきました。今後のキャリアに必要な状態が見えてきているので。

 

 ほぼほぼ私の個人的な主観に基づいて書いていましたが、お役に立てれば幸いです。では。

 

1・2回目のコロナウイルスワクチン(モデルナ製)接種レビュー

 こんにちは。

 

 先日職場での2回目のワクチン(モデルナ製)接種を終えたので、主にその副反応についてレビューを書こうと思います。

 ※副反応は人によって異なるはずなので、これは20代半ば一般女性の例の一つとしてご覧ください。

 

 

f:id:techtechbafl:20210814205445j:plain

 

1回目の接種後の副反応

腕の痛み

 これはワクチン接種した人の大多数が感じると聞きます。

 私の場合は打った5時間後からじわじわと痛くなり、寝るときにその腕を下にして寝たり寝返りを打ったりができない程度の痛みです。

 翌日いっぱいは痛みが続きましたが、翌々日の朝にはおさまりました。

 

強烈な睡魔

 翌日の午後から強烈な睡魔に襲われました。

 (生理等のタイミングとは違ったので、ホルモンバランスの乱れとかではないと推定)

 これもワクチン接種した人の副反応としてそこそこみられる「疲労」にあたるのかなーという程度。

 

翌日は仕事がしにくい

 腕の痛みと睡魔によって全く働けないというわけではないけれど、通勤とかのしんどさを考えると翌日は働いても在宅勤務にするか、ワクチン自体を金曜日に打つのが良いかと思います。

 

2回目の接種後の副反応

腕の痛み

 これは1回目の時と同様ですが、気持ち早めに痛みが来てワクチン接種4時間後には既に強めの痛みが来ました。

 1回目よりも強く痛みを感じました。

 さらにおさまるまでにも時間がかかり、強めの痛みは翌々日の午前まで、弱めの痛みは5日後まで続きました。

 

発熱(超重要!!)

 2回目の接種後の副反応で特に懸念・体調に影響が大きい(ように思う)のが発熱です。

 私の場合は

 ワクチン接種22時間後に発熱確認(37.7)

 →24時間後(38.5)

 →26時間後(39.4と体温が推移しました。

 体温が38℃を超えたことすらほぼないのに、39.4℃には驚きました。驚きすぎてすぐに解熱剤を飲みました。

 

 熱がようやく下がったのは翌朝(ワクチン接種2日後の朝)なので、接種翌日は完全に頭がぼーっとした状態でした。

 

全身の関節の痛み・倦怠感(トイレがしんどい)

 発熱を確認したタイミングから、ワクチン注射を打った腕の痛みだけでなく、全身の関節に痛み・全身に倦怠感がありました。

 インフルエンザに罹ると関節が痛くなるというけど、それと同じタイプの痛みなのかな?(インフルエンザに罹ったことが無いので推測ですが)

 

 寝ているだけならあまり気にならないのですが、特別私がしんどく感じたのがトイレです。

 そもそもベッドからトイレに移動するのさえしんどいし、トイレで座ってからもすぐ前傾姿勢になってしまうくらいからだがだるいし、しかもなぜか排尿すらしんどい。

 さらに腕が痛いからズボンの着脱も大変で、正直ワクチンの翌日中はトイレに一番苦しめられました。

 

 全身の関節の痛みや倦怠感がおさまったのは、発熱がおさまったのと同じでワクチン接種翌々日の朝です。

 

翌日は仕事を休むべき

 上に書いた通り、ワクチン接種翌日はほぼ一日中高熱が出ていたので、私の状態が一般的なのであれば皆ワクチン2回目の翌日は会社を休んだ方が良いと思います。。

 正直、2回目の後は在宅勤務も厳しいと思った方が良いかもしれません。

 

2回目の接種に向けて準備しておくと良いことなど

 上に書いたように2回目のワクチン接種後はかなり体調が崩れるので、私がそこでこれを準備しておいてよかったと思ったことについてまとめます。

 

簡単に食べられるもの(アイスクリームおすすめ)

 接種翌日の発熱中は本当に体がけだるくて、おなかも空かないうえに食事もしんどいので簡単に食べられる食事を用意しておくと良いと思います。

 

 特にお手軽なのがウィダーinゼリーかアイスクリームです。

 ウィダーは言わずもがなですが、アイスクリームも手軽に食べられて且つ高カロリーなので、こういう食事をするモチベーションはないけれど何かを食べたいというときにはおすすめできると思います。

 

寝ている状態でできる娯楽

 私の場合翌日は日中に高熱が発生したので、熱で頭がぼーっとしてしまって読書もできないのに眠れもしないという状態でした。

 そういうときってただただ退屈になってしまうので、なにかしらで時間を過ごして発熱がおさまるのを待つのが得策かなと思います。

 

 私はそこで映画を2本みたのと、ゲームで乗り切りました。

 映画は完全に受け身で見られるので、映画を鑑賞する姿勢にものすごくこだわりがある場合とかでなければおすすめです。

 

ワクチンを打つ前日・当日は良く寝る

 ちゃんと寝ておくことによって副反応が改善されるとは言えませんが、私の職場で接種を受けた人たちの中ではよく前日は寝ておくべきということが言われていたので一応書いておきます。

 

 また、ワクチン接種後の副反応は上記の通り接種の翌日が主なのもあって、当日は翌日の体調不良に備えて良く寝ておくというのは正しいと思っています。

 

水分補給(ポカリなど)の準備

 発熱があるので通常の風邪とかインフルエンザの時とかと一緒だと思うと、効率的に水分が吸収できるとされるポカリなどの水分補給手段を準備しておくべきだと思います。 

 

まとめ

 ここまで個人の体験談を書いてきましたが、ワクチン接種による副反応は個人個人で異なるものだと思うので、あくまで一個人の感想と思っていただければと思います。

 また、ここまでワクチン接種によるマイナス面ばかりを書いているように見えますが、ワクチンを打つことと無防備で外出・通勤を継続することを比較すれば、やっぱりワクチンを打つということで迷いはないかなーと思います。(個人の感想です)

 

 ワクチン1回目と2回目の感覚が1ヶ月程度と短かったので、この2回目を乗り切ったら終わりというような気分になってしまいます。

 しかし、2回目のワクチン接種後6か月程度でまた打つ必要がある、というように聞いたような気がするので、また継続的に打つことになるのかなーと思います。

 そうなると、今2回目のワクチンを接種した後にこんなにしんどい思いをしたけれど、3回目のワクチンの後の副反応っていったいどうなるんだろう??と少し不安に思う部分があります。

 

 今後3回目以降のワクチンももし打ったらまた結果をレビューしてみようと思います。

 では。

 

Joy,Inc.を読みました ~喜びのあふれる職場~

こんにちは。

 

 最近「Joy,Inc.」という本を読んだので、なるほどな~と思った部分について感想を書きます。 

 

 

 

概要

 サブタイトルの「役職も部署もない全員主役のマネジメント」にあるように、この本の著者が経営している会社では普通と違うマネジメントがされています。

 二人一組での仕事、子供を連れてきていい職場、特殊な採用手法、、、etc

 全部は説明しませんが、いろんなことにおいて今働いている普通の環境とかけ離れすぎて、ワクワクしながら読み進めました。

 日本のそこそこの大企業だとこういう働き方はできないかもしれないけど、世界にはこういう働き方もあるんだな~という知見が得られて面白い本です。

 

二人で一組の仕事

 この本に書かれている働き方で、特にインパクトが大きく感じたのは二人一組という働き方です。

 単純に二人のチーム、というわけでなく、二人で身を寄せて一つのPCで作業をするというシステム。本書内でエクストリームプログラミングというシステムとして書かれている内容のうちの一つです。

 さらにペアは毎週ローテーション・絶対に全員と組む経験を持てるというのが良いです。

 

二人でPC一台を使う効率

 二人で同じPCで作業をするというと、「一人でやるべき作業ができない!」とか「業務時間内の半分しか仕事ができない!」とかいろいろと不満が出てきちゃいそうですが、

 本書で書かれている通り、実際に普段の仕事って8時間中8時間も生産的な活動をしているかというとそうでもないなと思える節もあって、

 たいがい半分くらいは他チームとの質問のやり取りとか、打ち合わせとか、あまり意味のない会議とかで埋まったりすることも有るなと思います。

 

 そう思うとペアでPCを共有したところで本当にすべき仕事にかかる時間が減るということはなく、

 むしろペアで仕事をすることにより、より生産的で、注意深い仕事ができるというメリットが際立つのかなあとも思います。

 

共有するための仕事が減る

 PCを共有するデメリットである、一人でやるべき作業のうちの一つに資料作りがあると思います。

 他のチームの人たちに進捗を共有するための報告書資料やプレゼン資料などです。

 

 これってペア作業をするのであれば、わざわざ別で報告しなくても、ペアでの業務を通して自分の経験ややってきたことを共有することができます。

 

知識が偏らない

 私の職場では私が入社した時点で、○○は誰に聞いたらわかる、等という個人に依存したやり方は辞めようと言われていましたが、今現在でもその問題は解消されていません。

 

 本書で紹介されているペアが毎週ローテーションされるペア作業では、全員とペアを組む経験を持つことが目指されているので、特別知識を持っている人がいたとしても誰もがその人とペアを組んで仕事をする週がまわってきます。

 それにより業務を通して知識が共有され、個人に依存した知識の偏りから脱却できるのかなあと思います。

 

苦手な人ともペアを組む

 職場にはどうしても苦手な奴・印象が良くない人が存在する場合が多いです。

 そういう人ってそもそも苦手な印象があるので、苦手な状態から近づくことは稀になると思います。

 

 そういう場合に本書のようなペア作業が回ってくるのであれば、印象が良くなかったから近づいて知ろうとしなかったけど、実は良いところがあるというのも気づけるかもしれません。

 し、最悪苦手な印象のままでも、そういう人と必然的にペアを組む環境が置かれているのであれば、うまいことあしらうような対人スキルも磨けるような気がします。

 

 と言っても、そもそも誰にでも嫌な態度をとるような人はペアを組む皆に嫌がられたら立場も悪くなるかもしれないので、皆と必然的にペアを組まざるを得ない環境であればわざわざ嫌な態度を取らないようになるかもしれませんね。

 

計画おりがみ

 これは本書で紹介されているタスク管理のやり方で、週を40時間として大きな紙に40時間分の枠を書き、その枠を必要時間に見合ったサイズ(時間)のタスクが書かれたシートで埋めていくという方法です。

 タスクを書いた紙を折って、サイズを合わせていくのでおりがみということです。

 そして、タスクの数は枠に収まる必要があるというのがルールです。

 

週40時間の枠に入るだけのタスク

 私の普段の業務でも直属の上の人が振ってくるタスクに対して、

 これって定時に終わるつもりで仕事振られてるのかな?これって全部やる必要があるのかな?と疑問に思うことがあります。

 

 この計画おりがみの手法が良いのは、週40時間でこなせるタスクの量が見える化することです。

 通常、おそらく上の人って、もっと上の人から振られたタスクだとか、例えば目の前に新しくあらわれた重要そうに見えるタスクだとかを優先順位もなく(もしくは形だけの優先順位がついて、全てが最重要として)振ってきます

 これって、やることは見えてるのかもしれないけれど、リソースが足りてるかどうかっておざなりにされがちなように思います。

 

 その点、40時間の枠からはみ出してはいけないという見える化された明確なルールがあれば、どのタスクを絶対にこなすべきか、どのタスクは今週やる必要が無いか、そもそもリソースは足りているかということに目が向き、現実的な実現可能な計画を立てることができます。

 

上の人がタスクを把握する

 上の人って、下の人のタスクを把握できているかっていうと疑問な部分があります。

 例えば思い付きで「ちょっとこれまとめといて」って振ったりだとか、ちょっとした作業をお願いしたつもりでも、それに付帯する複数の追加業務を把握できていなかったり、ということは結構あるように思います。

 さらに各タスクの処理にどの程度の時間を要するかまで考えているということも無いでしょう。

 

 例えば本書の計画おりがみのように、タスクを上の人も含めて周知させるツールは必要に感じます。

 会議予定とかはoutlook等で管理していても、そこに個人のタスクは入れづらいですよね。その時間空いているのか空いていないのかが他人にわからなくなってしまうので。

 でも、もし完全にこなすべきタスクとその必要時間が管理されているのであれば、堂々とoutlookに予定を埋めてしまっても良いのかもしれません。

 

タスクに割く時間はトレードオフ

 上で書いたことに関連しますが、上の人からの「ちょっとこれもやって」というのは、上の人からしたらちょっとした仕事の追加になりますが、

仕事を受ける側からすれば、ただでさえかつかつなスケジュールが決壊する引き金になります。

 

 週40時間の枠の中で、ちょっとしたタスクを追加するということは埋まっている他のタスクを外へやる必要が発生します。

 本来であればそれは仕事を振る側が常に意識をすべきように思えるのですが、限られた時間というリソースを常に意識してタスクを並べるべきです。

 そうしてみると、絶対に必要なタスクってどの程度あるのかも明確になってくると思います。

 

まとめ

 この本に出てくることって、おおもとのコアの部分は当たり前に存在する従業員のニーズを反映したものだと思います。

 こんなのうちの会社だと絶対できないよ~と思いつつも、じゃあ部分的にでも取り入れられないかなとか考えながら読むと楽しい本です。

 

節約のために楽天モバイルを選んだ結果…

 こんにちは。

 

 ちまたではやりのFIREに影響されている若者の一人として、私は最近家計管理に力を入れています。

 その中で特に手軽に節約できるものの一つとして挙げられるのが「毎月のスマホ代」です。

 スマホ代の節約としていろいろと格安Simが出ていますが、その中でもちょっと前は「一年間無料!!」とかを掲げていた楽天モバイルを選んで利用中ですので、そのレビューでも簡単に書こうと思います。

 (ちなみに今は一年ではなく三か月無料になりました。契約者が増えてきたら短くなるのは当然ですが、そのうち無料期間もなくなるのかな~とか思うと早めに選んでおいた方が良いかもしれないですね。)

 

 

楽天モバイルを選んだ個人的な理由

ただただ安い

 とにかく安さに尽きます。楽天モバイルの前にはY!mobileを利用していましたが、その時に支払っていた料金よりも安くなる+無料期間があるということを見越したので契約しました。

 乗り換えとなると一時的に違約金がかかってしまいますが、そのまま元のプランを契約しているよりも、違約金+新プランの契約(さらに無料期間)と比較してトータルで安くなるのであれば乗り換えたほうが得ですね。

 なんとなく一時的に出ていくお金に目が向いてしまいがちなのは人間の性かもしれませんが。。。

 

Simカードの交換等非対面での乗り換えに抵抗が無かった

 学生時代に元々契約していた三大キャリアからY!mobileに乗り換えしたのですが、その時に既に自分でSimカードを入れ替えたり、MNPの手続きしたり等をやった経験があったので、乗り換え自体に抵抗が無かったのが大きいと思います。

 ずっと惰性で同じ契約をしていた状態から初めて乗り換えをするときはちょっとした抵抗があるものですが、正直一度やってみるとそこまで大した作業ではないので、やってみて損はないと思います。

 

  昔は対面で契約するのが当たり前だったけど、それだと乗り換えは引き止められたり不要なオプションを勧められたり、待ち時間が長かったりというデメリットが大きい中、特別メリットが無いので正直非対面で事足ります。

 

楽天モバイルに乗り換えして良かったこと

とにかく安い!!

 まあこれですよね。一番は。

 とりあえず最初の三か月の無料期間なうですが、実際の利用量を見た感じだと20GBなんてなかなか超えそうにないので、無料期間が明けても1980円かな~という感じ。

 今でも十分安いけど、3GB以下の人はもっともっと安くなるから、マンションが元々ネット無料の人とかははるかに有利だなと思います。

楽天モバイルならスマホの料金が超お得!

 

 iPhoneと一緒に契約して大量ポイントゲット

  乗り換え前に私が元々使っていたPixel4は顔認証しかなくて、このコロナ禍のマスク生活で不便すぎたので、ホームボタンがあるiPhoneSEに買い替えを考えていました。

 そのタイミングでたまたまスマホと同時契約でポイントゲットのキャンペーンを見て即決しました。↓

 

 

 ポイントの発生条件も専用のアプリでちょっと電話に使用したりチャット送ったりするだけなのでめんどくさい作業とかは不要です。

 ポイントの受け取りはまだ先だけどとりあえずわくわく。。。 

 

 縛り期間・違約金が無い

 なんと楽天モバイルでは2019年10月以降の契約は違約金無しになっています!

 ということはもし今後楽天モバイルに不満が出たときに他に乗り換える抵抗が少ないですね。

 今後もずっと楽天モバイルが他よりも安いという状態が続くわけではないと思うので、他に乗り換えようと思ったときに乗り換えられるのは大きいです。

 

楽天モバイルに変えて困ったこと

 特になし

 ないです。

 噂によれば楽天モバイルにしたら遅くなるみたいなのを言われてるのを見たことがあるような気がしますが、今のところ特に問題はないです。

 

 人によってはキャリアメール(例:@docomo.co.jp)が使えなくなる程度の変化がありますが、Gmail等を使えば特に問題は起こりません。

 

まとめ:楽天モバイルに変えるべき人の特徴

あまりネットを使わない人/Wi-Fi環境が整っている人

 月々1GB未満であれば利用料が0円、3GB未満なら980円なので、あまりネットを使わない人やWi-Fi環境が整っている人であれば月額利用料がかなり安く抑えられるはずです。

 さらにコロナ禍なので、在宅勤務でネット環境のある家からほぼ出ないという状態であれば最適でしょう。

 

固定費を安く抑えたい人

 スマホ代は毎月絶対にかかる固定費なので、できるだけ安く抑えることで長期的にはかなりの額の節約になります。

 今の楽天モバイルには無料期間があるので、試しに節約してみる決断をするにはいいタイミングですね。 

 

楽天市場でよく買い物をする人

 楽天モバイルを利用するとSPUプログラムでポイントが+1倍になります。

 ちょっとしたポイントアップではありますが、良く買い物をする人はコツコツとポイントを積み重ねることができます。

 

個人的には楽天モバイルへの乗り換え大成功!お得なうちにお試しをおすすめします

 なんだかんだ初めてものをおすすめする日記を書いてみましたが、楽天モバイルはおすすめしない相手がいないくらいおすすめです。

 普段派手な広告を見るとちょっと敬遠しちゃうところがあるけど、惰性で無駄にお金を払い続けるよりは現状を見直して、固定費を下げて節約しましょう→【楽天モバイル】

 

 

お金の使い方を見直した ~『アリエリー教授の「行動経済学」入門お金編』読了~

 こんにちは。

 

 5月ももう終わりですね。4月は1冊しか本を読んでなかったんですが、今月は5冊お読めました。ちょっと進歩。

 タイトルにもある通り、『アリエリー教授の「行動経済学」入門お金編』という本を読んだので、その感想とか思ったことを書きます。

 

 

 

 

本の概要

 この本は行動経済学者のダン・アリエリー氏とお金や政治を扱うコメディアンのジェフ・クライスラー氏の共著です。ダン・アリエリー氏は著作「予想通りに不合理」が有名で(私も以前読了)、数々の行動経済学に関する面白実験をされている方ですね。

 

 

 

 

 この本では行動経済学の入門・お金編ということで、あらゆるお金に関する具体的なエピソードとともに、なんでそんなこと/そんなお金の使い方/浪費などを選択してしまうのかということについて書かれています。

 あ~確かにそんなお金の使い方してるかも。。。とか思いつつ読み進めれる、結構読みやすい本です。おすすめ。

 

お金の支払いが簡単になれば誘惑に負けやすくなる

簡単な決済方法…普及してほしいようなほしくないような

 最近はどんどんスマホとか、なんならスマートウォッチをかざすだけで会計ができるようになってきて、そのうち手に何かしらの小型チップでも埋め込んでおけば手ぶらで会計ができる時代も来るのかしらと思う。

 それはそれで便利ではあるのだけど、そうなると街で買い物をするときの躊躇がかなりなくなってしまう。

 

 今のところはたまに財布から小銭を取り出す動作が必要になるから、小銭とかお札とか、お金というものが物理的に減るのを感じれるけど、

 お手軽な決済が進めば、本当にお金が減るという感覚が無くなっちゃうんだろうなあ。

 もし自分に子供ができて、その頃には子供でも簡単な決済方法でお金が使えるとすると、「お金を使う」という感覚が全く無いままにお菓子とかを買える状態で育って、「お金が減る」という感覚が無いままに破産に近づいていったりしないだろうか、、、考えすぎか。

 

SpotifyとKindleUnlimitedを解約した

 身の回りで「お金を使う」という感覚を与えずにお金を使わせてくるものの代表として、最初に決済方法を指定して以降はお金のことを考えるタイミングのない、サブスクとか定期購入がある。

 

 このシステムだと放っておいたら毎月自動的に更新されていくので、月ごとにそのサブスクを続けるか/解約するかの判断を全くしないまま。

 考える必要が迫られてなかったから放置してたけど、冷静に考えたらSpotifyとKindleUnlimitedのサブスクプランは不要だったなと思って思い切って解約した。

 

 月々それぞれ1000円しないくらいだけど、ちりも積もればそこそこの値段になるし、それにこれらが無ければ毎月一回良いランチが食べれるわ。

 

心の会計で自分をだましていた

 1000円はどこで使っても1000円なわけだけど、ウーバーイーツでちょっとしたもの頼むときは気兼ねなく使っちゃうけど、スタバで使うのは浪費に感じてしまうのはおかしいよね~みたいな話。(私個人の例)

 

 お金の価値は一緒だけど心の中では使い道に応じて勘定科目を分けてしまっていて、例えばウーバーイーツでちょっといいステーキ丼を頼むのは高く感じて、相対的に安く見えるすき家の牛丼を注文してしまうみたいな。ウーバーイーツで頼んでる時点で絶対的な値段は高いけど、同じ勘定科目の中では相対的に安い。

 別の勘定科目になるスタバのコーヒーは、家で豆から淹れるコーヒーよりも相対的に高く感じてしまうから、ウーバーイーツで注文するすき家の牛丼よりも消費がはばかられてしまう。

 

 そうすると、何らかの勘定科目の中で相対的に安ければなんかお得に感じてしまうという罠に気づいた。

 今後は絶対的な価値で消費の判断をしないとな~と思う。

 

言葉で飾られたパッケージでものを評価しない

 この本の中では細かい描写の説明を受けて提供されるワインは良質なものに感じる、というような話が例に出されているけど、私の身近では化粧品関係で同様なことを感じる。

 

 ○○No.1とか、○○さんも使用とか、使用感がどうこうとか、デパコスのBAさんたちがいろんなアピールをしてくる。
 (個人的には使用感がどうこうというのが一番うさんくさい)

 他にも○○成分が~等、一般的な人には伝わらないであろう(BAさんもわかってるのか?)専門用語的なものを提示することで、ある種の曖昧さを利用してより頑張って作り出されてます感を想像させようとしてるのかなと思う。

 

 さらに、化粧品は言葉だけじゃなくパッケージで高級感を出してきているわりに中身がめちゃくちゃ少量なことが残念。

 

 雑誌とかでは確かに凝ったデザインの化粧品が映えるし、パッケージ買いするのであれば雑誌を見ただけで買うのかもしれないけれど、

 化粧品みたいに実際に体に付けるものでパッケージ買いを推してくるのはいかがなものかと思う。

 

 コロナ禍では難しいけど、言葉や見た目に惑わされずに実際に使うかタッチアップしてみて良いものを選ぼうと強く思った。

 

まとめ

 お金の使い方とかモノの買い方/選び方とかって、いろいろなものが惑わせに来るなあと思うけど、それってつまりそれらに関する各種サービス業は消費者によりお金を使ってもらうためにいろいろ考えているということなんだなとも思う。

 とはいえ自分の財布を守るために、自分はこんなに愚かにお金をつかう決断をしてしまっているんだな~というのを今後も自覚したい。では。

 

仕事を効率的に進めたい ~エッセンシャル思考~

 こんにちは。

 

 最近「エッセンシャル思考」という本を読んだので共感したことや思ったことをつらつらと書きます。

 

 この本は簡単に言えば「より少なく、しかしより良く」というように、できるだけ物を不要なものを減らして、本質的な課題やより重要なものに集中し、充実させたり成果をあげたりしましょうということが書かれたものです。

 

 

 

 

 

何でもかんでも引き受けるべきじゃない

 先輩があまり深く考えずに「これやってみてもいいかも」って投げてくる仕事とか、上司の思い付きの指示だけど自分からするとあまり重要に思えない仕事って普段たくさんあります。

 思い返してみれば、入社してから自分が日々やってきた仕事でちゃんと成果として言えることって何だっけ?いっぱい仕事をした記憶はあるけど、本質的に何かをすすめたと言えることってそんなにあったっけ?と寂しく思います。

 

 この本の中でも、たくさんのことに手を出してもそれぞれが中途半端になるだけ、業務の大半はやらなくていい、誰にでもできること、ということが書かれています。

 実際本当にそうで、ちょこちょこっとしたデータまとめとか雑務とかってあんまり意味が無くて、しかも厄介なことにたくさん作業をしていると、たとえ意味のない作業であったとしてもたくさん仕事をしている気になってしまうということがあります。

 

 実際はもっと集中して取り組むべき仕事はあったはずです。そこで、この本では仕事を受けるハードルをめちゃくちゃ高く設定して、絶対に必要・本質的と思えたり、自分が乗り気になれる仕事しかしないという方法が提案されています。

 

 私の今の業務はプロジェクトとして新しいことを始めようとしていて、まずはなんでもかんでも手を付けたい欲求が出てきてしまっていました。

 今までのことは後悔してやまないけど、今後は本質的な成果のみを追求できるように集中しようと思います。

 

自分にとって最重要なのは何か?決めなければ他人に決められる

 前述のようにハードル、基準を定めてきっぱり仕事を断ることができなければ、仕事ができる人ほどなんでも頼られて仕事が降ってくるようになります。

 

 確かに仕事ができる=仕事の進め方がうまい=たくさんの仕事を処理できるだろうという考え方もあります。

 しかし、仕事が断れずにいるとそのうち残業が増えていって、プライベートの時間が削られていきます。

 

 仕事大好き人間だったらそれでいいのかもしれませんが、私は個人的に家に帰ってからの時間を十分に取りたい方です。

 そのうえで、この本に出てきた考え方でなるほどなあと思ったのが、仕事を断らない=選択を放棄するということは他人が勝手に私の大事なものを決めるということになる、ということです。

 

 仕事をたくさん引き受けるということは相手が私のプライベートを勝手に捨てにかかってくるということです。「あなたそんなに早く帰らなくていいでしょ?仕事いっぱいあげる」みたいな感じですかね。

 そう考えるとめちゃくちゃ嫌ですね。なんでもいい顔をするのが良いということはないです。

 

トレードオフ・全部は選べない

 やることがたくさんある状態に他の何かが入ってくるということは、今ある何かを捨てる選択をしなければならないということです。

 

  そんなことは当たり前にわかってはいるんだけど、普段の仕事では当たり前のように忙しいからちょっと仕事が増えても大して変わらないなとかって思ってしまっていました。

 プライベートだと、たくさんやりたいことがあるしたくさん資格も取りたいなとか思ってしまいます。

 

 でもこの本でも書かれているように、結局何でもかんでも手を出してもすべてが1ミリずつ進んだり中途半端になったりするだけです。資格の勉強を同時並行していてもいつまでも合格点に届く気がしません。

 

 それならば、何かをあきらめようということではなく、何に集中するかということを決めていこうと思います。

 私はここ最近英語・社労士・簿記の勉強と趣味の楽器の演奏と読書にかなり分散させてしまっていたんですが、今後のことを考えると特に集中すべきものを一つ決めるべきかもしれません。

 

「これをまだ持っていなかったら、今からお金を出して買うだろうか?」

 この考えはとても好きです。シンプルで分かりやすい。

 この本の中ではクローゼットの中の整理という例えで出てきますが、いろいろなことに言えると思います。今の仕事とか、ダイエット器具とか、ちょっと高かったけど全然使っていない美容器具とか。。。

 

 人間、すでに持っているもの(特に高かったもの)にはやたらと執着してしまうもので、必要以上の価値を感じてしまいますよね。

 

 でもこの考えで断捨離をしていけばかなり家の物を減らせそうです。本当に必要なものってあるんでしょうか。

 

 増やすことに気を取られすぎない

 仕事が忙しくて、人手が足りないよ~って思うと、どうにか人を増やしてくれないですか?って思ってしまっています。

 けど、仕事が手いっぱいの状態を解消する方法はもう一つ、仕事を減らすというのもあるんですね。

 

 そもそも今するべき仕事なのか、自動化できないのか、何か特定の物が邪魔をしていないか、他の人でもできるんじゃないか、、、とか、仕事を減らす方法って考えれば山のように出てきます。

 

 ついついなぜか人を増やしたいということばかり考えてしまうんですが、人を増やすこともコストやリスクを伴うので、まずは仕事が忙しい→仕事を減らす方法を考えるのもいいのかもしれません。

 

目的の明確さ

 プロジェクトの目的が本質的に明確・常に指標があれば、余計なことに手を出したり、何度も方向性に悩んだりしなくて済みます。

 

 私の最近やっているプロジェクトが始まったばかりで、実務的なことは着々と進み始めているのに、今になって上の方が最終目的をどこに設定するかなどを話し合っています。

 この状態だとやはり常に明確な指標や方向性が無いので、今となってはこれって必要なかったなというような作業をやっていたり、不要な出戻りが発生します。

 

 自分がプロジェクトリーダーでないので放置していましたが、自分の身を守るためにも現状の仕事の目的や方向性は序盤に明確にしておくべきと掛け合うべきですね。

 

感想:「本質的な」っていつも口だけ言っている

 それって本質的にはどうなんですかね?とか普段の会話でちょこちょこいうことはあるけど、じゃあ自分の今やってる仕事の本質って何なんだっけ?っていうのはあまり考えられてなかったなあとこの本を読みながら思いました。

 仕事がたくさんある、さらに上司が何でもかんでも進めようとして仕事を降らせてくる環境だと、立ち止まってそんなことを考える時間もなかったのかもしれません。

 

 でも環境だけのせいではなく、自分から不必要な仕事を切り捨てていく等、やるすべはあるんだなという希望が出てきます。

 

 頭の中をクリアにし、本質的な成果をあげるということにもっと集中していこうと思います。では。

「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です」読了

 こんにちは。

 

 「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です」というタイトルの本を読んだので、その中で興味深かったトピックについて感想を書きます。

 この本はMITを院まで進んで卒業後、大手コンサルにて経営コンサルタントとして働いた後、ファイザー、ジョンソンエンドジョンソンでキャリアを積んだ方による本で、「え、肩書すご。。。。。。」と思いつつ読んでました。。

 内容としてはコンサルの否定というわけではなく、コンサルとの正しい付き合い方とか、企業の中ではそもそもどのようなことに重きを置いた方が良い企業になるか等について書かれていて非常に興味深い本でした。

 

 

 

バカだと思われたくない

 昔私の意見には何でもはなから否定してくる先輩の下についていたときにこの思考をしていたので、このトピックにかなり共感しました。

 これは業務プロセスの問題として挙げられているポイントの一つで、例えば検討中のことを未熟なまま全体に報告してバカだと思われたくないばかりに、完璧に練り上げてから発表してしまうということです。

 これだと何も問題なければそのまま進むかもしれませんが、自分以外の視点が何も入っていない状態だと、実は気づかなかった点で重大な問題があったために完全に練り直す必要が出たり、出戻りが発生してしまうという問題があります。

 

 これっておそらく様々な業種において往々にしてよくある話だと思っていて、私の職場の同期もこまめな確認、報告や事前共有等を怠ったがために、大勢の人が参加する会議の序盤で、提案にいくつもの不備や考えられていない点が発覚して参加者たちの時間を無駄にしてしまったという失敗をしていました。 

 

 私たちはある程度の学歴をもってそれを期待されて仕事についているわけで、ある程度自分が考えていることが正しいとか、ちゃんと考えられているはずだとか、こんな手前で報告したり相談したりしてバカだと思われたくないと思ってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。

 

 とはいえ自分が相談される立場であればおそらく別にバカだなあとか思わないですし、もし自分が後輩や新人を指導する立場になれば、どんな案でもバカにしないから何でも質問、相談できるような関係を作りたいです。

 

 なのでやはりこの本にも書かれているように、会議や全体への報告よりも前に関係者に事前に相談したり内容を共有しておけば、立場の違う他人の視点から見て明らかに問題がある案などは早めに没にしておけて効率よく進められるんだろうなと思います。

 

 

98%の社員が「自分は真ん中より上」と思っている

 このトピックはシンプルに面白かったです。人間だれしも平均よりは上と思う認知バイアス(「平均以上効果」とか言われたりするらしい)があるらしく、ほとんどの社員は自分が平均より上、さらに80%は上位1/4以上にいると思っているらしいです。

 

 そのバイアスがどこで影響するかというと業績考課関係で、上記バイアスがあるために上司からの評価シートを見ると大半の人がやる気を失ってしまうとのことです。

 

 私も確かに自分が平均より上だと思ってしまう思考があります。自分はそこそこ仕事が早いんじゃないか?とか思います。

 でも確かに自分の仕事を自分で評価する中では、明確な指標とかがあるわけではなく、他の人より仕事が早い気がする程度のものですし、会社に対して利益をどの程度出しているかとかいろいろな観点で業績が高い人と低い人を割り出さないといけない上司から見たら私の自己評価は割と些末なのかもしれませんね。

 

 「客観的な評価」なんて存在しない

  だよねえ、って思います。

 最近やってるドラマ「クロシンリ」というもので、会社の上司とうまくやるための心理術として、ミラーリング効果、上司の言動や趣味嗜好を真似することにより、自分が上司と同じ考え方を持っていますよということをひそかにアピールして気に入られるというものがありました。

 

 この本でも上記と同様のものが紹介されている他、特に言われてみれば!と思ったのは、上司から部下への期待の度合いにばらつきがあるということです。

 

 私の会社では業績評価のために定期的な目標を設定していますが、これは基本的上司がこれを目標にしなさいというよりは自己申告なので、そこですでに自分からのやる気・上司のそれに対する期待というものは人によってばらついているんだなと思います。

 この本でも、実力があるのにも関わらず上司からの期待が小さいという人が自分の実力を発揮した時上司が驚いて非常に高い評価を付けたけれども、本人は逆にがっかり、という例が示されています。

 

ピーターの法則

 これは界隈では有名な法則なようなのですが、私は初めて知りました。

 ピーターの法則というのは、階層社会ではすべての人が昇進を重ねて各々の無能レベルに到達するというものです。こうなると皆がそれぞれの最終ポジションで無能になります。

 

 確かに今のポジションで優秀な成績をあげたとしても昇進して業務が変化するとそのポジションの人間としては無能になってしまうということはありそうだなと思いました。 

 私の会社ではほぼ強制的に入社数年で部署異動を行うのですが、そうすると確かに無能な状態になっていたポジションから逃れられる人もいるかもしれないけど、同じ確率で自分が無能になるポジションに行ってしまう人も出そうです。

 

 この本で書かれているような、あるポストで能力を発揮できなかった場合に次のポストへ移るという選択肢があれば、より配置転換による成果は得られるのかもしれません。

 

業績が悪い理由は「能力」より「環境」が大きい

 これはかなり共感です。

 優秀な人であればどんな環境でも優秀な成績をあげられるはずだというのは間違いだろうなと確かに思います。

 

 私は入社後に配属になったチームでの主に先輩との人間関係や、ちょっとした部内でのハラスメント問題があったために休職し、今は元とは別のチームに配属されました。

 自身が優秀であるというつもりはないですが、元のポジションにいたときよりははるかに仕事がしやすく、仕事をうまく進められているように思います。

 

 特に環境の違いで言えば、今のチームでは自分の考えを気兼ねなく相談しやすく、実行に移しやすく、アドバイスをくれるメンバーに恵まれているということです。

 自分は元のチームを抜け出して良い環境に恵まれましたが、今後もそのような環境を次の世代に残していくことによって、良い成果を出し続けるようなチームが作れればいいなと思います。

 

感想:確かになあと思いながら楽しく読める本

 この本はコンサル関係の本の中でも読みやすいうえに語り口調が面白い良い本でした。今回は面白かった部分の感想として書いたトピック以外でもリーダーシップやマネジメント関係の話題があります。今の私にとってはやや関係が薄い話ではあるものの、今後参考にしていきたいです。では。

貧しいとされる国への先入観

こんにちは。

 

最近は「ファクトフルネス」という本を読んでいて、その感想を書きます。

 

 

まえがき

 サブタイトルにもある通り、私たちは世界を知らないまま先入観に縛られて物を考えたりしてしまっているんだなということを教えてくれる本。

 冒頭にて、あなたは世界の現実をちゃんと知っていますか?と言わんばかりの、世界の貧困や子供の数等に関するクイズがあって、そこから何も自分は知らなかった!ということに気づかされました。

 まだ途中までしか読んでないですが、そもそも知らなかったこととか、その考えをもっていなかったなと気づかせてくれることがとても多いです。

 

世界はまだたくさんの貧困であふれていると思っていた

 なんとなく昔から小学校の道徳とかの教育だったり、募金関係のCMだったりを見てきました。

 なので、世界はずっと貧困であふれているだとか、悲しいことばかりがクローズアップされて伝えられてきたけど、それってどれくらい多いの?とか、貧困な人々が増減しているかどうかとか、全然考えたことなかったなと思います。

 考えたことが無かったというか、多分多くの人が同じだと思うんですけど、ぼんやりと世界では貧困な人がたくさんいる状態がずっと続いているのかな?と思ってました。

 

極端な貧困状態の人は世界で10%未満

 この本で定義されている極端な貧困状態とは、一日の生活費が2ドル以下という人です。移動は徒歩、毎日バケツでにごった水を汲みに行くという生活のイメージで書かれています。

 

 この数字が多いと思うか少ないと思うかは人それぞれだとは思うんですけど、私個人としては思ってたより少ない!というのが感想です。

 もちろん少ない≠いないであり、少なければその人たちのことを無視していいとかではなくて、今少ない→これまでに減ってきたんだなということに感動しました。

 

 この本でも書かれていてその通りだなと思ったんですが、私も含め、裕福な国々と貧しい国々には明確な差があるように思ってしまっている人は多いと思います。

 貧しい国、人口が減っているということはかつて貧しいとされていた国もより裕福な方へ進んでいるということで、確かに世界は良くなっているんだなと思います。

 

なんでかんでも0と100の話ではない

 この本の中でも触れられているんですが、こういう世界で貧困な人々が少ない、減ってきていると発言すると、「じゃあ無視していいのか!(# ゚Д゚)」みたいな飛躍した意見を言う人がいそう、というのが苦手です。

 

 Twitterでも、目下のコロナ関係にて、マスクをしていても感染が広がるみたいなニュースが出ると、「じゃあマスクしても無駄ってことじゃん!」みたいな飛躍した意見を言う人が出ちゃってますよね。

 この場合だと、マスクにより減っていてもそれはどうしても完璧じゃないよという程度の話だとは思うんですが、こうやって何でもかんでも極端に決めつけてしまう人がいるのはどうしてなんでしょうかと不思議に思います。

 

貧困な人々を救ったら人口が増えすぎてしまうと思っていた

 本当に私の愚かな先入観なんですが、寄付や援助をし続けるといずれ人口爆発が起こってしまうのではと短絡的に考えてしまっていました。

 

 貧しいとされる国では一人の女性が出産する子供の数が裕福とされる国のそれよりも多い、ということはなんとなくふんわりとは知っていました。

 そこから、その地域に援助する・子供たちを助ける→寿命が延びる・皆が子供を産んでより人口が増える→人口爆発、というくらいのめちゃくちゃ単純イメージでした。

 

 これには間違っている点が2点あって、まずなぜ貧しいとされる国では出生率が高いかを考慮していないことと、それに関連して、出生率が高い国や地域では永遠に出生率が高いままという思い込みです。

 

なぜ貧しいとされる国では出生率が高いのか

 私は無知なのでそこに思い至らなかったのですが、貧しい地域ではインフラや医療が整っていないこともあり、子供が生まれてから大人になるまで生き残るという確率がかなり低いそうです。悲しいことです。

 さらには農業等、仕事に必要な人手をまかなう必要もあるということです。

 

 

出生率が高い国や地域では永遠に出生率が高いままという思い込み

 前述のような理由により貧しい状態ではたくさんの子供を産む必要がありますが、そこから生活水準が上昇するとたくさんの変化が起こります。

 特に避妊具や性教育がいきわたることと、教育を受けさせる余裕が出るということです。

 特に、この本で書かれていた、教育を受けさせることができるようになれば、より少ない子供に集中して教育させる、投資する傾向になるという考えになるほどと思いました。

 

 避妊具や性教育が無いことによる選択の不自由な状態から、少ない子供に集中して教育を受けさせ、より良い仕事ができるようにする、というシフトです。とても水準が上がっていくイメージを持てます。

 

感想:貧しかった先祖から裕福な今に至るまでの経緯への想像力が足りていないことに気づいた

 この本を読んで自分の無知さを再確認して逆に感動したくらいなので、気づかされたことばかり書いていましたが、私の全体的な感想としては、自分は歴史をちゃんと理解して学べてなかったんだな、と思いました。

 

 上記のような貧しい状態からより水準の高い状態へのシフトって、日本の中でもこれまでの歴史の中で起こってきたことだと思います。今から数百年前であればどこの国も同様に貧しく、平均寿命も低い状態でした。そこから何世代もかけてどんどん水準が良くなり、今の現代があります。

 

 私は最初から裕福な状態で生まれ、教養として歴史を学んでいたものの、それはしっかりと深く理解できていなかったために、これまでの歴史を理解していれば間違いだとわかったはずの、世界の貧困への勘違いや先入観を抱いていたのかなと思います。

  ある種の想像力の欠如です。

 

 なんの分野においても、現状当たり前にあるものや、当たり前だと思っていたものも、突き詰めてなんでなんだっけ?というのを追求できるようにしておこうと思います。

 

 まとまりはない感想ですが。では。

GIVE&TAKEを読んで ~ギバーとしてふるまえる環境をどう作るか~

 こんにちは。

 

 最近、GIVE&TAKEというタイトルの本を読んだので、その感想として私のいる職場とか周辺環境ではどのように応用できるのかな?と思ったことを書きます。

 

 

 

まえがき

 この本はGIVE&TAKEの世界の中で、積極的に与える側(ギバー)としてふるまうことができたり、皆がギバーとしてふるまえるようになるとどのようなメリットがあるかということについて書かれた本です。

 

 日本では比較的ギバーとしてふるまう人が多いような気がしますが、会社の中ではそうでもないですよね。

 自分自身が出す成果を評価されるということだけにフォーカスし、他人にばかりかまってられないというようなふるまいをしたり、普段助けてくれる人くらいには少しは手伝っておこうという程度のふるまいをする人が多い印象です。

 

 私は会社に入る前は職場内の人はある程度親切で職場を良くしようと思っている人ばかりなのかなと思っていました。残念です。

 

新人教育でギバーとしてふるまうとどうなるか?

私の職場でのOJT教育の問題

 例えば新人が入ってきたり、他の部署から新しい人が移動してきたとき、早くその人が職場になじめるようにしたり、仕事を覚えられるようにサポートしてあげないといけないなというのは通常誰しもが考えることだと思います。

 

 しかしながら、そもそも日本のOJTって機能しているでしょうか?

 元々OJTは米国軍で新兵を実践的に教育してより早く戦力にするためのシステムで、やってみせる・教える・やらせてみる・フィードバックというようなプロセスを経て機能する、ということすら知らないような人がOJT担当となり、特に決まったプロセスもなくその場その場の仕事をとりあえずやらせてみるというような適当な教育になっていないでしょうか?

 

 結果として、元々ギバーの先輩に当たるか、自分の仕事を邪魔するなというようなテイカー(他人からの搾取ばかりする人)の先輩にあたるかどうかでかなり状況が変わってしまいます。

 

ギバーとしてOJT教育を行う 

 元々ギバーの性質があれば、より新人側が考えていることを理解しようと努め、躓くであろう部分を先回りしてサポートしたり、より丁寧に新人の理解を確認できるのではないでしょうか?

 

 一方、テイカーの性質を持っている人では、新人の理解の確認なんて自分からするものではないとか、新人から質問してくるのであれば面倒だけど一応一問一答程度に返事しておいてやるかとか、そもそもなんでわからないの?邪魔しないで?というスタンスを取ってしまうということも有るんじゃないでしょうか?

 

 上記のようにテイカーとして教育をしていれば、一時的には新人教育に割く時間を抑え、自分の業務に専念できるかもしれません。

 しかし、そもそもOJT教育を担当する新人は自分の業務関係の後輩にあたるので、早めに成長させておかなければ、

・いつまでたっても自分の業務を引き継げない

・協力して仕事を効率的に進めることができない

・そもそも教育担当としての仕事を果たしていない 

問題が大量に発生することになるのではないかと思います。つまり初めからギバーとしてふるまっておいた方が、後々になって自分にもメリットがあります。

 

 そもそもは新人の成長度合いとか新人からの先輩への評価等でOJT教育自体に評価を付けられるようなシステムがあれば、より多くの人がギバーとしてふるまえるようになるのではないかと思います。

 

ギバーとして知識を共有する環境を作れるか?

私の職場での知識共有システムの現状

  私の会社では知識の人依存を脱却しようという活動の中で、各人が自分の知識を他人に共有しようというシステムが作られ始めています。

 目的自体は重要なもので、確かに個人への知識依存は問題で、チームとして仕事を円滑に進めていくためにはチームメンバーが知識を共有しておくことが重要だと思います。

 

 しかし、現状上記システムはほぼネットの知恵袋みたいな状態です。各個人が自分の知識を自分から共有するというより、主に新人や新しく来た人が質問してその回答を該当知識を持つ人がアップロードしていくという形です。

 これって一見ちゃんと稼働しているように見えるかもしれないんですが、この状態だと複数問題があります。

 

考えられる問題と解決案 

 特にここで問題なのは知識の抜け漏れだと思います。質問する側は、仕事をするうえで行き詰ったことや、そういえばどうなんだっけという興味で質問することが主になると思います。

 例えば「○○なのって何でですか?」っていう質問があってそれに対する回答をしたとしても、それはただの一問一答式であって、なんでそのアイデアに至ったのかとか、周辺の関連知識には全くたどり着きません。

 

 それを解決する手段として私が良いと思うのは、

・自分が他の人より詳しいと考えている分野の知識を

・初見ではわかりにくい点を詳しくしたうえで、

・できればより理解を深められるように関連知識まで網羅して、

・自発的にアップロードすることです。

 

 ただ自分が持っている知識をすべて上記のように明示する、ギバーのようにふるまうことになれば非常に骨が折れますし、それ自体は直接的に自分の業務内容ではありません。

 さらに言うとより負担がかかるのは人よりも多くの知識を持っている人、つまり歴が長くて忙しい立場にいる人、または歴が長いけど年を重ねたというだけの人もいますが、それらの人に上記のことを強いるというのも骨が折れます。

 

 じゃあどうすれば皆がすすんでギバーとしてふるまうようになるか、今のところ現状を解決できていませんが、私は以下のように考えています。

・誰が知識を共有したかを明確にする →回答者の自己重要感を満たす

・知識を自発的に共有してくれた人に感謝を深く示す → 〃

・よりギバーの傾向がある人が(知識量に関わらず)積極的に先陣を切ってギバーとしてふるまう →ギバーとしてふるまう人が多い、当たり前の環境をつくる

 

 本当は自分からより先陣を切っていければいいんですが、今のところは自分から共有できる知識が少なく、それが達成できそうにないのでやきもきしています。

 

まとめ

 最近はビジネス書を読むのにハマっています。特に海外でめちゃくちゃ売れてから日本語に翻訳されたものが好きで、それを選ぶことにより数あるビジネス書の中から読む価値のありそうなものを選別する手順を端折っています。

 まだまだ積読書があるので、できるだけ記録のために今後も書こうと思います。では。