みみみ@読書好き理系社会人の日記

しがないコロナ世代の会社員の日常です。転職経験あり。

二重に見える見え方(斜位)への対処

 こんにちは。

 

 私は小学生の時から眼科検診とかで斜位・斜視と判定されていて、ずっとそのままそれが普通だと思って暮らしてきました。

 集中していると普通に見えるものの、ちょっと気を抜いたり疲れてくると物が二重に見えていました。(おそらく視点のずれた各目がそれぞれに像を伝えてくるみたいな状態?)

 この状態は「複視」と呼ぶそうです。

 

 最近になってやっと対処したので、それについて書きます。

 

 

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モノが二重に見えて困ること

普段困ること

 学生の時は特に困ってはいなかったんですが、社会人になってPC作業が多くなると困ることが多く出てきました。

 残業中など疲れてくるときに、例えばExcel作業中だとシートが二重に見えるのでどこのセルで作業してるかがわからなくてちょっと疲れちゃったりだとか。

 

 プライベートでも本を読むときに、疲れてくると読んでいる行が他の行と被ってきて読みにくくて困ります。

 

 ちなみにこういう時の一時的な対処法は「片目で見る」ということです。

 若干遠近感が無くなりますけどPC作業では困りません。ただ、ずっと片目で見ると片方の視力が下がるみたいな噂を聞いたことも有るし、まあ良くはないですね。

 

嫌な思いをしたこと

 まっすぐ前から目を見つめられない限りは他人に斜位や斜視がバレるということはなかなかないと思います。

 なので学生時代も友達に言われたことはなかったんですが、大学時代に付き合っていた恋人にはバレました。

 

 その恋人は自分の弟も斜位だと言っていたんですが、その上で私の目をバカにしていました。

 気持ち悪いとか、こちらも疲れてくるとどうしても黒目が動いてしまうのに、「何でまっすぐこっち見ないの?」とわざと言ってきました。

 このモラハラ男のエピソードはかなり大量にあるんですが、それはまた別途記事にしています↓

 

techtechbafl.hatenadiary.jp

 

 世の中にはそんな心無いことを言う人が存在しますが、そんな人とは付き合わなければ良いと思います。

 

目が疲れやすい

 普段から、焦点を合わせるのに普通よりも力が必要なのか、目の疲労がたまりやすいと聞いたことがあります。

 私はこの状態しか知らなかったので、通常がどの程度の疲れやすさなのかがわからなかったのですが、実は私の状態が疲れやすい状態だったのかと気づくと若干ショックです。。

 

斜視・斜位の違い

 眼科に行くと毎回斜位と診断されます。

 前に行った眼科のお医者さんによると、疲れると二重になる(片方の黒目がずれる)けど集中すれば普通に見える(黒目の焦点が合う)のが「斜位」、恣意的には黒目の焦点を合わせられないのが「斜視」とのことでした。

 

二重に見える見え方への対処

プリズム眼鏡での矯正

 対処療法的なんですが、最近言った眼科でプリズム眼鏡を提案されました。

 私はそれまでプリズム眼鏡の存在を知らなかったので、どんなものかと思って調べてみたら結構容易に二重に見える現象・目の疲れが解消されるので、すぐに眼鏡屋で作成・使用しています。

 

 プリズム眼鏡は、プリズムを入れ込んだ特殊なレンズを使った眼鏡です。

 原理としてはプリズムで光の進路を屈折させることで、目自体は斜位のままでも入ってくる光の側が補正されて目に到達するので、結果として目の焦点を頑張って合わせずとも焦点が合って見える状態になります。

 

 そんな原理なので斜位が治るわけではないですが、これにより目の疲れはかなり解消されたし、PC作業も楽々になりました。

 

プリズム眼鏡お値段:レンズ・フレーム各3万程度

 プリズム眼鏡の特徴として、どうしても個人のずれの度合い(どの程度光の屈折が必要か)に合わせているためか、レンズの価格が普通のレンズよりも割高になります。

 ついでに私はちょっと良い目のフレームを選んだので、結局安めのiPhoneよりも高い価格になりました。

 あまりフレームを選ばない人であればもう少し安い価格で購入できると思います。

 

程度が大きい場合は手術?

 私は手術を勧められませんでしたが、程度が強い場合は手術が必要になるそうです。

 私のように程度が低めの場合は、眼球のトレーニングで改善の見込みもあるとのこと。

 

 ところでネットで出回っている眼球トレーニングって、よくある流行のダイエットみたいに発信元が若干怪しかったりするのであんまり信用しないほうがいいらしいですよ。

 

まとめ

 私の今回の複視のように、普段から当たり前になってしまっている「不便」って誰にでもあると思います。

 当たり前になっているとなかなか対処に向けた腰が重いですが、自分の不便な状態を客観視して、より快適に生活していけると良いですね。では。