映画「ボヘミアン・ラプソディ」をみた。ネタバレ回想と感想
最近の話題の映画「ボヘミアン・ラプソディ」をみた。
ツイッター見てたらよく流れてくるしそんなに人気なんなら見てみようかなと思った。ただクイーンの曲なんて有名な数曲しか知らないし、ボーカルの人の名前が「フレディ・マーキュリー」なんだってことしか知らなかった。
私が見に行った回はまさかの満席だった。前日にチケット買っておいてよかった~。
ここからは映画の内容を思い出しながら感想を書きます。自分の記憶だけを頼りに書いてるから多分ちょくちょく間違えてるかもしれないけど許してね。見た人はよかったら一緒に振り返りましょう。
まず最初はコンサートの舞台に男が出ていくシーンから始まって、あ、これ見たことあるフォルムの男だ!多分これがフレディだなっておもった。
そこからちょっとしてから出てきたロン毛の出っ歯の男は誰だよって思った。若いフレディだった。
夜な夜な遊びに出ていくようなフレディは真面目で堅実そうなお父さんとは仲が良くなさそうだった。まあそりゃそうよな。
それで、ある日の夜出かけた先のクラブでクイーンのメンバー(ギターとドラム)に出会ったと。あと、愛する女性メアリーにもこのとき(一目ぼれ??)出会った。
メンバーとして加入して、また別のベースのメンバーも加わってクイーンの形ができて、ライブに参戦した。歌は才能でうまかったのかな。
フレディが移動用の車を売りはらってアルバムを作ることを提案した。アルバム制作現場では結構自由に音楽をつくってて、そのときたまたま訪れたスーツの人の目に留まった。
その後、フレディの家で団欒しているときにレコード会社かなにかから連絡が。クイーンに会いたいと。成功の道筋が見えてくる。
この団欒のシーンでメンバーが学校で何の勉強しているかを話しているんだけど、意外と理系でびっくり。宇宙工学と歯学系かあ。。。
後日連絡してきた人と会って、契約が決まる。このころからかなり先の成功、ツアーとかを見据えたみたい。
最初の歌番組は音を差し替えで口パクだったみたいだけど、フレディはそんなに反対しないのね。ドラムの人は何だよこれ、とか言ってたけど。
でもその後はなんやかんやで売れて、メアリーに指輪を渡してプロポーズもする。
そのあとはツアーに行きっぱなし。愛するメアリーと電話で愛を語るも、なんとなくフレディが男の人を見る目が怪しい。。。。
ツアー中、家が提供されてるんだけど、その部屋割りがなかなかメンバーのヒエラルキーがでてて大丈夫なのかなってなった。。下の狭い部屋かわいそう。。。
あとフレディが仕事仲間の男にキスされた。この時は君はただの仕事仲間だってはねのけてた。
朝フレディがメンバーの元へ向かうとメンバー同士でアルバムにのせる曲について言い争っていた。車好きのメンバーの曲についてはお前は車と(車で?)何してんだよって言われててフフッてなった。あと、言い争いでドラムのロジャーがコーヒーマシーンを投げようとしてそれについて同時に他のメンバーから止められるワンシーンもちょっとフフッてなった。
そんなこんなでツアーが終わって家でメアリーと過ごしているとき、ついにフレディは自分がバイセクシャルではないかと明かす。でもメアリーは、
「いいえ、あなたはゲイよ」
と告げる。
ここから本当に胸が苦しい。
指輪を取ろうとするメアリーを止めるフレディ。「私に何を望むの」と聞くメアリーに、ほとんどすべてを、と答えるフレディ。
今回のことはフレディがゲイだから、というだけで、フレディを責められない、というメアリーの気持ちが痛々しい。。。。
その後、フレディはメアリーの家の隣に引っ越した。いつでも会いに行けるようにと。窓ごしに顔をみてランプをチカチカとさせて交流しようとするフレディ。電話越しに乾杯しようとするフレディ。
でもメアリーは口では乾杯に応えるものの、グラスを持たず、寂しげな表情。。
ここでの二人の温度差、心の距離が本当につらい。。
家でパーティを開くも、不用意な発言や態度からメンバーと仲たがいしてしまうフレディ。ギターのブライアンの、君は時々本当に屑になる、という言葉が痛い。
パーティ後、使用人の男にちょっかいを出して本気で嫌がられたことを詫び、その使用人と軽く飲んで、その名をジム・ハットンと聞いてまた会う約束をした。
その後のクイーンは成長し、アルバムを出すものの、アルバム発表の会見ではフレディのセクシャリティや親との関係など、音楽に関する質問が全然でない。
フレディだって好き好んでゲイとして生まれたわけじゃない。そもそもセクシャリティなんて個人の自由じゃないか!と思った。
あるライブの後フレディの元を訪ねたメアリー。フレディはそれに喜ぶも、メアリーに新しい恋人を紹介され、切ない表情。。。
メアリーが新しい恋人を作るのは仕方のないことだけど、そりゃ素直に祝えはしないよね。。。
そして、フレディにはソロデビューの話があがる。
クイーンが出した女装のPVを用いた曲がバッシングを受けたことをきっかけにメンバーで揉め、フレディはやけになってメンバーをバッシングする。俺たちは家族だ、というブライアンに反抗、俺と違ってお前たちは家庭を持っている。俺と出会っていなければお前は歯科医、お前は博士になって誰も読まない論文を書く、お前は何も思いつかない、と。
そんなことがあってクイーンは、正確には他の3人とフレディはバラバラに。。
フレディはソロ活動を始めてしまった。
ソロ活動中は付き人のポールがマネージャーの役割をするものの、ポールはフレディと周囲を切り離し、フレディに仕事に集中させるようにした。その中で、チャリティーライブのライヴ・エイドの誘いさえもポールが絶ってしまっていた。
そんな様子とは知らなかったものの、フレディが心配となったのか1人でフレディの元を訪ねるメアリー。そこでフレディはメアリーにライヴ・エイドの話を初めて聞く。
ライヴ・エイドの話を黙っていたことをポールに問い詰めるフレディ。その言い争いにより、ついにポールをクビにする。
しかもこのころ、フレディはHIVウィルスの感染が確認されてしまっていた。。。
すぐに元の仕事仲間に連絡し、フレディは元のメンバーを招集してもらう。メンバーたちはまだ怒っているとはわかっているが、フレディには時間がない。。。
久しぶり(数年ぶり?)に顔を合わせたメンバーたちに謝罪し、ライヴ・エイドの話を持ち掛けるフレディ。メンバーたちはもう数年楽器を演奏していないのにと戸惑うが、最終的には今後のクイーンの活動において印税や著作権の決めごとをすることにより活動再開を決めた。
本当に良かった。。。
クイーンが集まり、久しぶりにみんなで演奏をした。フレディは自分の喉の調子がまだ本調子ではないが、メンバーたちの演奏は大丈夫だといった。そこで、フレディは自分がHIVウィルスに感染していることを告白する。。。。
ライヴ・エイドを控え、昔また会うことを約束したジム・ハットンの元を訪ねて再会する。その後、ジム・ハットンを実家に連れていき、これからライヴ・エイドに参加するのだと家族に告げる。
チャリティーで、アフリカの難民を救うという善行に当たるライヴ・エイドに参加するということでフレディの父親はついにフレディを認めることとなった。。
このシーンほんとにウルッときた。。。
そしてライヴ・エイドの舞台へ。。。。。
最後のウィーアーザチャンピォンがやばい。。。。。
この日は一日中この曲が頭から離れなかった。
以上が一通りの思い出し備忘録です。いやあ、ほんとにいい映画だった。。何回も泣いちゃった。
あと余談だけど、前もってニュースでキャストが本物に似てるって言ってたのを見た気がするんだけど、本編のメンバーの顔を記憶したままエンドロールで流れる本人映像を見たらギターのブライアンが本当に顔そっくりでびっくりした。
あと家帰ってから調べたら、ブライアンは本当に博士号をとってて論文出してるらしい。びっくり。劇中でお前はクイーンがなかったら。。。みたいなこと言ってたやつそのままじゃん!ってなった。
以上振り返りです。自分の記憶の整理をしただけで、ちょこちょこ順番とかおかしいかもしれませんがお許しを。