みみみ@読書好き理系社会人の日記

しがないコロナ世代の会社員の日常です。転職経験あり。

賃貸の初期費用交渉での値下げ成功体験談

こんにちは

 

 春は新生活を始める人が多いですね。私も今回転職に当たって転居が伴ったので、二ヶ月ほど前に引っ越しをしました。

 大学の時を含めて今回が人生で4回目の転居となり、そろそろ転居についても慣れてきて堂々と賃貸開始時の家賃・初期費用交渉ができるようになってきました。

 

 そこで今回は、これまでの転居時に交渉して値下げに成功したものをまとめてみようと思います。

 これから引っ越し・転居を控えている人の参考になれば幸いです。

 

 

値下げ交渉の大まかな流れ

 私の場合、値下げ交渉に至るまでの流れは決まって以下です。

1 SUUMOでいくつか良さげな物件を探す

2 取り扱いしている不動産屋の一覧に載っている不動産屋の全てに初期費用見積もり依頼をする

3 全ての初期費用の見積もりが出揃ったら、最安値を出した不動産屋の見積書を他の不動産屋に送る

4 3の繰り返し

です。上記は全てメールのみで行えますし、まあ電話がかかってきたとしても無視して大丈夫です。私はこの最中に電話に出たことはありませんが特に不便したことはないです。

 

 3にて、「他の不動産屋様でこの見積書を頂いたのでこちらに決めようかと思っています。」と言って送ると、大抵どこもさらに安くした見積書を送ってきます。なのでそこからはどんどん値下げが勝手にエスカレートしていきます。(最初からその値段を提示してくれと思いますが商売なので仕方はないですね)

 私は上記のやり方で過去に最初40万円ふっかけられていたのを13万円にまで値下げを成功させたことがあります。

 

 注意点として、大抵の物件はどこの不動産屋でも扱うことができるので上記の方法が通用しますが、稀に使えない物件(特定の業者のみが取り扱っている物件)もあります。

 そんな時も、一応今回挙げる項目のいくつかは聞いてみれば値下げ可能であったりするので、諦めずに交渉していきましょう。

 

値下げ・削除できたもの

①最初の一ヶ月分の家賃

 いわゆるフリーレントというやつで、最初の一ヶ月分の家賃を0にすることができました!

 賃貸開始時、初期費用として最初の2、3ヶ月分の家賃をまとめて支払う必要がありますが、一ヶ月分フリーレントにすることにより大幅に支出を抑えることができます。

 

 これができるのは不動産屋側もとりあえず借りてくれる人を入れたいからだと思います。

 そう考えると成功率が高いのは放っておいても人が入ってくる新生活シーズンから離れた5〜6月とか、下期開始のタイミングでの異動・転居が見込まれる9〜10月頃を避けた11〜12月とかが狙い目かもしれませんね。

 引っ越し業者もこの辺りのシーズンは割と低価格になっています。

 

②仲介手数料

 不動産屋に支払う仲介手数料も、交渉次第では0円にすることができました!

 不動産屋のHPやチラシなんかでは当たり前のように家賃一ヶ月分の仲介手数料が入っていたりしますが、実は法律的には借主(私たち)と貸主(オーナー)から半月分ずつしか請求できないらしいです!

 無知なままではそんなルールが本来存在しているとは知らず、不動産屋に言われるがまま多めに払わされているのは悲しいですね。。

 というか私たちだけでなくオーナーからもお金が入るんですね。。

 

 そんな事情があるので、ちょっと探してみると仲介手数料0円をうたっている不動産屋はすぐ見つかるのでそこで契約するか、そこが出した(仲介手数料0円と書かれた)見積書を他の不動産屋に送ってみることで簡単に交渉ができます。

 

 ちなみに、過去にこれをやると、「仲介手数料もらわないと儲けがないのに仲介手数料0円にしてくれるところなんてないですよ」なんていうコメントをしてきた不動産屋がいました。笑

 普通に0円のところはすぐ見つかりますし、いやいやオーナーからも貰ってるのに何言ってるんだよという感じですね。客をなめているのかなと思います。

 

③火災保険料

 家を借りるときには火災保険に入る必要があり、大抵の場合不動産屋からの見積書にさも当然というように名を連ねています。

 そのまま放っておくと指定された火災保険に入らされてしまいますが、実は火災保険は(オーナーが許可している場合は)個人で自由に加入先を決めて加入することができます。

 

 最初に不動産屋に提示される火災保険料は大抵やたら高くて(2年で2万とか書いてた)驚きます。

 「火災保険って自分で決めて入ってもいいですか?」と一旦聞いてみて、OKであれば自分で探しましょう。(一応この程度の補償があるものにしてくださいという指定はあったりします)

 ネットで入れる火災保険は結構安いのがあって、私は上記の2年間で2万円ではなく、自分で探した2年で8000円のものに入りました。半額以下に抑えれてラッキー!

 

 そもそもなんで最初に提示してくるものがこんなに高いのかが謎ですね。中抜きでもしてんじゃないかと勝手に思ってます。

 

④安心サポート

 何をサポートしてくれるのかわかりませんが、たまに不動産屋の最初の見積もりにさも当然というように名前を連ねていたりします。

 「これって必須ですか?」と聞いてみると、「任意です」と回答がきたりするので、任意であれば外しましょう。他の不動産屋の見積書に載ってなかったら大抵任意だとは思います。

 

⑤防虫・消毒費

 これも最初普通に見積書に載ってたりしますが、「これ外せますか?」と聞いてみると普通に外せたりします。多分そんなに作業もしてないと思いますし、気になるなら自分で防虫スプレーを撒きましょう。

 

交渉できなかったもの

①家賃の値下げ

 職場の同僚は家賃の値下げができたと言っていたので、条件によってはできたりするようですが、私は成功したことがありません。

 多分その物件の価値によって変わるかもしれないですが、ダメ元で交渉してみるのもありかもしれません。

 

②ハウスクリーニング代

 これは退去時か入居時のどちらかには払わないといけないので、多少仕方ないかなとは思います。

 ただ、たまに聞くところによると入居時に支払ったのに退去時にも請求してくる悪徳な不動産屋があるらしいです。私は遭遇したことないですが。

 なので、初期費用として支払うとしても一応「入居時だけで良いんですよね?」とか念押ししておいても良いのかもしれません。

 

③鍵交換代

 これもハウスクリーニング代と同様ですね。

 強いて言えば、ディンプルキー(ぼこぼこしているやつ)ではない普通の鍵(自転車の鍵みたいな形のやつ)なのに異常に高いとかであれば、一応確認してみても良いのかもしれません。

 ちなみに私はディンプルキーのところで16500円の請求でした。参考までに。

 

まとめ

 不動産屋に初めて初期費用の見積もりをした段階では、え!こんなにかかるの!と驚いてしまいますが、割と今回書いたことは「これ本当に必要ですか?」「他の業者だといらないって言ってるんですけど。。」とか言ってみれば割と値下げできたりします。

 こちらから交渉を始めないといけないので最初は気後れすることもあるかもしれませんが、ほとんどメールで対応するだけなので次第に慣れていくと思います。

 初期費用を抑えた分新生活にお金をかけられるように頑張りましょう。では。