みみみ@読書好き理系社会人の日記

しがないコロナ世代の会社員の日常です。転職経験あり。

転職したけど変わらなかったこと3つ

 こんにちは

 

 日々、あ〜前の会社から今の会社に転職して良かったな〜と思っている若手理系会社員です。

 

 SNSとかでは「転職して失敗だった」「転職しなければ良かった」などの投稿をたまに見かけることがあるので、世間的には失敗する人もいるようですね。

 でもそれは失敗した人の投稿が目立ったりするだけで、実際は皆状況が違いますし、成功する人も失敗する人もそれぞれいるんだろうなと思います。

 

 今回は、転職して(総合的に私はとても満足しているけど)、こういうところは私の前職と現職の会社であまり変わらなかったなと思った点をまとめます。(とはいえ、私の場合は前職も現職も理系職なので多少の偏りはあるかもしれません)

 

 転職する上では個人個人のどうしても現職の状況から改善したいこと(現職では残業時間が多すぎるとか)を目的として転職するはずで、それらが改善されたとしたら転職の目的はおおむね果たせていると考えられます。

 

 なので、今回の記事では転職で何もかもが改善するわけではないという現実的な参考程度に、転職を考えている人や転職ってどんなものなのかなというイメージを掴みたい人に読んでいただけることができれば幸いです。

 

 その他転職で感じたギャップなどは下の過去記事で書いていますのでご参考まで。

techtechbafl.hatenadiary.jp

 

 

首をかしげる受付の女性の写真

その①慣習として実施している無駄な会議

 前の会社では平社員の私でも1日に2~4件の会議があって、さらに慣習的に行なっている意味のない定例会が週に数件実施されていました。

 

・毎週実施しているけどそんなに話すテーマもない

・上の人が皆が顔を合わせることが大事だと思って設定している

・話す人は割と固定

・話さない人は時間を持て余す(割と皆内職をしている)

・なぜか新人が議事録を取らされる(でも誰も議事録を見ない)

 という嫌なコンボが繰り広げられていて、時間の無駄に感じていました。

 

 意味のない定例会、上司は実施することに意味があるとでも思っているのかもしれませんが、参加者×時間×頻度×時間単価で考えると結構なロスなんですよね。(こういう定例会ほど参加者も多い)

 

 前職の退職とともにこんな古い体質の会議体系とはおさらばだぜ!と思っていたのも束の間、転職先でも無駄な会議は存在してました。。。(前職よりはかなり減ったけど)

 

 さらには前職での私の部署では存在していなかった、朝会と夕会が追加され、それらがもれなく意味のない(顔を合わせることだけが目的の)会議だったのでそこは残念に思いました。

 

 朝会や夕会で共有されるのは個人の業務での困りごとや全体連絡です。

 個人の業務の困りごとなんて業務で関わり合うチームの中で消化しておくべきで関係ない人を含めた定例会で行う必要を感じないし、

 正直全体連絡も、わざわざ顔を合わせなくても、(PCを使う業務を行なっているんだから)PCメールで共有すればいいのにな、と思っています。

 

その②あまり使われないフレックス制度

 前職も現職もフレックス制度が存在していて、且つ前職はコアタイムあり、現職はコアタイムなしのフルフレックスです。

 

 前職はコアタイムあり且つ入社数年はフレックス制度が利用できないという謎ルールがあり、毎日の定時出勤に慣れてきた頃にいきなりフレックスが使えるようになっても使いにくいのか、はたまた先輩社員たちがあまり使っていないせいか、なんだか意味があるのかわからない制度だなあと思っていました。

 

 転職する際に現職の募集要項にはフルフレックスみたいな記載があり、進んだ会社だなあと若干胸を躍らせて入社したものの、蓋を開けてみればこちらの会社もあまり皆フレックス制度を活用してませんでした。。。

 考えてみればそりゃそうですよね、朝の定時後と夕方定時前に朝会と夕会を設定しちゃってるからですよね。無駄な会議め。。

 

 ただ、前職と比較して現職が若干進んでいる点としては、通常はフレックス勤務をしているわけではなくとも、多少の残業が生まれた際に月末頃に溜まった残業時間分を相殺するために早く退社しても良いよということに最近なったという点です。

 現職では月末時の方が仕事量が少ないこともあって、この制度は使いやすいです。

 

 フレックス勤務って、人によって活動しやすい時間帯が異なることを鑑みて働きやすい時間帯に働けるようにするためのシステムだと思っているんですが、こういう使い方もありなのかあと若干納得してはいます。

 

その③新しい業務についていけないおじさん

 これは前職でも現職でもそのまま共通していることです。

 前職も現職も、会社の人事制度的に一旦平社員から主任クラスへ昇格するとそこから落ちることがほぼなく、昇格した人はずっと主任クラスの肩書きを持つことになります。 

 でも、仮に他の部署で仕事がそれなりにできて主任クラスと認められて昇格できたとして、その後しばらくして主任の肩書きを持ったまま他の部署へ配置転換があった際に果たしてその人がそこでも主任クラスの働きができるかというと、、、、そんなことはないですよね。

 

 主任クラスの肩書きを持っているから転属先でも部下や後輩がついたりしてその子たちの面倒を見る必要があるのにも関わらず、新しい部署ではその主任よりも部下や後輩の方が知識も豊富で必要なツールも使いこなせて仕事を進められる、といったような状況を前職でも現職でも見てしまいました。

 

 そのような状況は往往にして起こりうるものだとは思うので、その状況自体が起こることは問題ではなく、その主任自身に学ぶ気があるかどうかが重要であるように思います。

 指示を出して部下を動かすためには、そのツールを完全には使いこなせなくとも、何ができるかさえちゃんとわかっていれば十分だし、必要な知識もあとからいくらでも身につけることはできます。

 なので例えば新しい業務を行うにあたって自分に足りていない知識、スキルをちゃんと把握して、時には部下や後輩に教えてもらうことを恥じないという姿勢を持つことが大事だと思います。

 

 話はそれましたが、私が大事だと思っている上記のような姿勢を取らず、

 ただ会社に長くいるだけで身に付く、その会社でしか活かせないような知識を持っているということや昔成し遂げたことだけで自分のことを偉いと勘違いし、自ら進んで成長しようとしない結果新しい業務についていけない残念なおじさん

 というのが、残念なことにどこの会社にもいてしまうということです。

 

まとめ

 一部ただの愚痴でした。すみません。

 今回書いたように、転職をしても前職で不満に感じていたことのうちには転職で解消されないものもあります。

 とはいえ、私の場合、転職する際に最も重視していたこと、残業時間や働きやすさ、今後のキャリアを考える上で身につけられるスキルといった点は確実に転職により改善しています。

 

 転職することで後悔しないように、自分自身が何を軸として、何を解消したくて転職するのかをある程度はっきりしておいた状態で転職活動に臨むことで、自分が望む結果に近づけるのかなと思っています。

 では。