みみみ@読書好き理系社会人の日記

しがないコロナ世代の会社員の日常です。転職経験あり。

映画「アルキメデスの大戦」をみました

 こんにちは。

 

 ここ最近、月に何回かは映画館に足を運ぶ機会があり、上映中の人気な映画は割とみています。今回書く「アルキメデスの大戦」の他にはミュウツーの逆襲とか、ライオンキングとかみました。

 

 元々菅田将暉さんのファンとかではないんですが、他の映画の前の宣伝をみて面白そうだったので。お客さんは結構年配の人が多かったかな。ファミリーはあまりいませんでした。

 

 率直な感想としては、私はこの映画大好きです!!!って感じです。

(Filmarksでは4.4点つけました。)

 フフッと笑える部分はありますが、なにしろ全体的な雰囲気がやはり少し固めなので好んではみないという方もいるかなーと思います。

 

 今回も備忘録程度に書いていきます。。。

 

 

アルキメデスの大戦あらすじ

 舞台は1933年の日本の海軍省海軍省では海戦に向けて巨大戦艦をつくるか、航空機をつくるかという意見でもめており、航空機を作る側の意見を持つ少将(舘ひろしさん)は巨大戦艦を建設する側の予算計画に違和感を覚えます。

 そんな時、元帝国大学の天才数学者の主人公(菅田将暉さん)と出会い、少将は巨大戦艦計画の予算計画の不備を追求するため、彼を利用することを決めます。

 巨大戦艦がもし建設されたら、民衆はその力を過信し、日本は戦争を始めてしまう、ということを伝えられた主人公は少将に協力することになり、サポート役の田中少尉(柄本佑さん)とともに、各人の思惑が渦巻く海軍省内で画策することになります。

 

見どころ①いい意味で気持ち悪い理系主人公

 世間の理系理系してる?理系の人のイメージって、なんか自分の好きな事をしている、考えているときはそれしか見えなくて、周りの人にどう思われようとかまわない変な人、って感じですよね。まぁまわりの理系院生を見た感じ、確かに専門分野や好きなことに関してとても熱中する人はいます。正直気持ち悪いというよりは素直に尊敬することの方が多いですが(笑)。専門分野を極めている、自分の武器を持っている人はやはり素敵ですね。

 

 主人公の菅田将暉さんはその理系の気持ち悪さ、軍隊の中で浮きまくる感じをとてもよく表現されているなあと感じました。最初は戦争を止めることが目的であったはずなのに、あらゆる計算や測定すること自体に夢中になってしまうこってりとした理系特有の性格のようなものが表現されていてとても良いです。

 また、直面した問題に対して当たり前のように自分で勉強して自分の力で解決しようとする姿勢が良いですね。私も見習わねばと思います。

 

見どころ②超振り回される少尉

 主人公は海軍省に入った時からいきなり少佐に登用され、それなりに偉いので、元々海軍にいた少尉(柄本佑さん)はいきなり入ってきた主人公の部下になります。

 巨大戦艦の予算計画の不備を摘発するためにはあらゆる予算関係の試料が必要になり、主人公がかき集めるのに常に駆り出されることになります。超不憫。

 最初はいきなり入ってきた主人公に不信感をあらわにして対応していますが、一生懸命な主人公に感化されて尊敬が芽生え、どんどん自分の意志で協力するようになる流れがとても良いです。ツンデレっぽい感じがあります。

 

見どころ③素敵なおじさま田中泯さん

 巨大戦艦建設派の平山忠道役は田中泯さんです。主人公からしたら敵側ですね。

 

 これは、実際に映画を見た人ならわかると思いますが、本当にかっこいい。ただただ素敵なおじさまです。

 

見どころ④最初の演出が良い

 この映画の最初は巨大戦艦が沈没するところから始まります。そして何人もの人が大戦により死ぬ。というシーンをみてから物語が始まることで、これはどういう事なんだろう、結局巨大戦艦が作られるのかな?と思いながらストーリーを眺めることになります。 

 この演出から始まり、物語を回収するところが本当に良いです。きれいに回収して、私はなんか納得して見終えました。

 

 あと、最初の巨大戦艦での戦闘シーンはかなりCGが使われているようですが、めちゃくちゃリアリティがありました。最近のCGはすごいんですね。

 

まとめ

 個人的にこの映画はとてもお勧めです。みていない人はみるべき。

 一人でみるのが良いかなと思うけど、お互いが真面目に映画をみれるタイプなら仲の良い人と見に行くのも良いですね。

 

 今月は僕のワンダフルジャーニーや、人間失格など、気になる映画が多くて楽しみです。

 ではまた。