みみみ@読書好き理系社会人の日記

しがないコロナ世代の会社員の日常です。転職経験あり。

コロナ世代の新入社員的な不満

 こんにちは。

 

 「コロナ世代の」ってつけると不謹慎だ!!!みたいなことを言う人がいそうだけど、「ゆとり世代」とかいう、世代に名前を付ける言い方って、他人が言うとなかなか失礼だよね。平成のとか昭和のとかならわかるけど、ゆとり?????????

 ゆとりって勝手に政府が決めた教育システムによるものだからね???

 でもゆとりがーってつかわれるシチュエーションって、たいてい教育制度関係ないよね。時代の変化によって子供を取り巻く環境が変わってるのは当たり前なのに、そんな最近の環境の中で育った人間のことを上の世代の人が勝手に自分の頃とは違う=悪。みたいな勘違いから馬鹿にして言うことが多いような気がするよ。

 世代間の違いって、例えば土曜の授業の有無とかそんな単純な条件だけで変わってるわけじゃないと思うわ。

 

 話は戻るけど私は自身がコロナ世代だからちょっと自嘲的なニュアンスを含みつつよく言うよ。

 

 そんなコロナ世代の新入社員である私の社会人1ヶ月目は半分くらいしか会社に行ってないし、多分同期全員が一堂に会してマナー研修とか基礎的な研修をするのがダメってなったからすぐに配属先に放り出されてさ、配属先の数人の同期としか仲を深められずにいるわけです。これが不満ね。タイトル回収。

 

 同期の女の子は内定式とかでしゃべって仲良くなった子たちとは話すけど、そもそも同期全体の飲み会とか今は無理なせいで、大半の同期とか話したことがないんだよね。さみしい。

 

 別に、せっかく同じ会社になって出会えたんだから!!!とかがメインじゃなくてさ、同じ部署だけじゃなくていろんな部署の人と顔見知りになっておいてコミュニティーを広げておいたほうが将来的に仕事しやすいかなって思ってるだけなんだけど。

 

 普通仲良くなるかどうかは自由なのに、というか自粛じゃなくても同期と仲良くなれてたのかはわからないけど、こんなに同期と引きはがされる環境にいたら仲良くなりたかったのに―とか思っちゃうわ。

 

 同期たち、みんな寂しいなーって思ってる延長戦なのかもしれないんだけど、みんなインスタをフォローしてくることに私はビビっている。これ不満2。タイトル回収ツー。

 

 え、インスタは早くない??私の感覚がおかしいのか???

 

 たしかにさ、大学に入学したころ(6年前)も、同じ大学の人ツイッターでフォローしてたけどさ、ツイッターとインスタはもうハードル違うよね????

 

 正直ツイッターって知らない人とかリアルで話したことがない人でも結構フォローしてるけどさ、インスタは知ってる人しかフォローしなくない???

 日常見せちゃうじゃん。なんかまだあんまり仲良くなってない同期とかが見てるのかと思ったらちょっと見栄はりたくなっちゃわない?????

 

 そういう理由なのか、一応フォロバした同期のストーリーとか見てるとおしゃれすぎて、うわー自分投稿しにくいわーみたいな気持ちになっちゃうわ。

 

 コーヒー淹れたよ♡みたいな投稿が限界なんだけど。では。

社会人最初のおうちGW初日

 こんにちは。

 今年から社会人になりました!!

 新天地に引っ越して社会人になって初めてのGW!!!ですが。。。。

 めっっっっちゃ暇!!!!!!!!!!!

 

 社会人になって1ヶ月くらいたったけど、半分くらいしか会社行かずここ最近は在宅勤務続きなうえに、そのまま外に出れないGWに突入して暇すぎる。

 趣味は楽器だけど管楽器だから家でできないし、家でまだできそうなベースは実家に置いてきてしまって本気で後悔。。。。。。

 

 最近は暇すぎて暇すぎて、初代のテラハ(めっちゃ長い)を再生しながらゲームして過ごすという土日しか過ごしてなかったのにいきなり長い連休にされても困りますわ。

 あつ森も若干マンネリ化してきたし、新たな趣味でも発掘したいところである。

 

 だがテラハは割と面白い。今はどこぞのお嬢様でシンガーの方が入居してきたあたり。

 これまで軽井沢もハワイもトーキョー編も見たけど、初代(湘南)は結構みんな仲いいな。すごい。

 いいなあこんな生活。最近コロナのせいで職場の定時報告以外で言葉を発してないので、こんな家に帰って話す人がいてさらに青春、みたいな生活がうらやましすぎる。

 

 でもなんか気になるんだけど、テラハの人趣味がアウトドアな人多くない??

 そもそもサーファーだったりとか、遊びに行くのもスケボーしにいくとか多くない???気のせい?????

 

 私めちゃくちゃインドア派だからこういうアウトドアな人たち見るとすげーってなる。外に体を動かしに行くよりも美術館とか行きたい。

 あ、今美術館もたいてい閉館してるよね。つら。

 

 ほーんとにここ数日は家でできる趣味をもっとはやく模索しとけばよかったよーーーって思いながら過ごしてるわ。

 というか多分みんなこれは思ってるよね。

 最近インスタとかはみんな料理つくりましたーとか踊ってみたとか多いね。おうち時間の過ごしかたとして料理スキルを上げる機会と前向きに考えられる人間は素晴らしいわ。

 ただ、なんか流行りのダルゴナコーヒー?みたいなのを見ると、「え?この人インスタにあげるためにわざわざ時間かけてつくったんだ。。。。」ってなんか冷めてしまう。知らんけど。

 逆におうち時間を豊かにするためにコーヒー焙煎チャレンジしてみましたみたいな人がいたら絶対好感持てるわ。

 ダルゴナコーヒー作る人って、自分の時間を豊かにするため(自分がおいしいものを飲むため)じゃなくて、流行に頑張って乗ろうとしてる感がでてなんかなぁ(個人の感想だけど)。そういう人が多いんじゃないかなってだけだけど。

 

 関係ないけど、外食するときに自分の好きな食べ物よりもインスタ映えを優先して注文する友達とか冷めるわ。

 

 インスタで流行のったところで、ストーリーなんてみんな流し見するだけだし、仲間内のいいねなんて既読感覚だよね。あとにはなにも残らないよ。

 

 それにしても暇すぎる。ここまで打ってたらコーヒー焙煎したくなったわ。Amazonで道具買ってみよ。では。

〆切を守ることと他人の時間を守ること

 こんにちは。

 今日も今日とて修士論文と格闘中です。

 

 今日の日記は、〆切を守ることは他人の時間(スケジュール)を守ることという話で書きます。

 

 私の研究室では、といっても他の研究室でも同様だと思うんですが、修士論文は完成するまでに数回指導教員にチェックしてもらい、ちょこちょこ推敲を重ねたうえで完成させます。

 私の研究室ではその指導教員によるチェック用の原稿の提出〆切が決まっていて、直近だと先週の火曜日が第1版の〆切でした。

 私はかなり〆切を守りたいタイプなので前日に完成させて締め切り日の朝1番に提出したのですが、研究室の同期はその締め切り日に提出しないどころか、その日中に終わらせることもできず、さらに締め切り日を先週の金曜日にまで伸ばすという醜態をさらすこととなりました。ひどいですね。

 ちなみに先週の金曜日の日中にも完成させることもできず、翌朝先生が学校に来る用事があったので、じゃあいいやと、金曜日の夜にやっと印刷して先生の机に置くという体たらく。

 書いていて少しいらいらしてきました(笑)。

 

 その研究室の同期の問題はざっくりいって2つあります。

 まず1つは〆切を守れなかったことです。

 そもそも、締め切り日が決まったのは今から1ヶ月以上前、12月に入ったあたりのことでした。そのころからゴリゴリやっていたら普通に間に合うはずですね。年末年始休みもありましたしね。

 振り返っても彼は12月時点ではなめきっていて、全く作業を進めていませんでした。

 計画性がなさすぎるんですね。 

 

 もう1つの問題は先生のスケジュールを狂わせていることです。

 私たちの修論原稿の締め切り日が確定しているということは、先生の中ではその日から原稿を見て、水曜か木曜くらいまでチェックして、金曜日には別のことができるかな、というようにスケジュールを立てているんですね。

 なんなら、この時期ですから、4回生たちが卒論や卒論の発表をつくったりその要旨をつくったりして先生に相談することも先生のスケジュールに組み込まれています。

 それにも関わらず、私の同期は、自分自身の計画力の無さにより間に合わせることができず、間に合わせるような努力もせず、あまつさえ締め切り日を延長した先の金曜日にすら間に合わせる努力もしなかった。どうしようもないですね。

 それらは結局自分がすることが自分にしか影響しないと考えている、独りよがりな姿勢が問題ですね。

 少なくとも先生のスケジュールのことも考慮していれば、もう少し早く終わらせるなり、最低でも金曜日には提出を終えるべきなのに。

 

 締め切り日も守れないような人間がこの4月から社会人になるということがとても心配です。ただの愚痴日記でした。では。

  

大学のシステムと修士論文へのやる気

 こんにちは。

 今日も今日とて修士論文の仕上げ作業で引きこもっています。

 

 私は研究室にいる2年で複数の論文を書く成果と機会が(幸運なことに)あったので、それをベースにして修士論文を書いているのでちょっとだけ気持ちは楽です。 

 あまり実験をしていなくて、論文もほぼ書いたことがなくて、さらに計画的に作業をしていなかったために今になって焦りまくっている私の研究室の同期を見ていると特に気持ちが楽になります(笑)。

 

 修士論文を書いていてたまにふと思うんですが、修士論文を頑張って、クオリティの高いものを仕上げる動機って何なんでしょうね。もちろん、内容も全く筋が通っていないようなものを書くのはだめだし、研究室の指導教員にも失礼じゃないかなとは思いますが、一定の満足を超えてしまうと、それ以上、上を目指さなくていいかな、とか思ってしまいました。

 これが何故なのかなって考えると、もしかしたらもっと厳しい大学は他にあるのかもしれないんですが、私の大学院の場合って、修士論文は提出さえすれば単位があるんですよね。もちろん論文提出後に発表もあるので、あまりにも内容がちゃんとしていなければ教授たちからの質問タイムが地獄にはなるかと思いますが。

 つまり、提出さえできれば、卒業が約束されるんですね。修士論文のクオリティが最悪でも、提出して、発表の質問タイムすら耐えれば卒業できるんです。

 

 これまで、修士論文以外のジャーナルに投稿する論文には明確な動機がありました。研究の成果を世に出すことができる、と共に、奨学金の免除申請のための成果になるということです。

 これは結構大きいです。大学院の2年間だけでも、月5.5万なら約120万、月8.8万円なら約200万円の借金を背負った状態で社会人になるんです。これが、もし半額免除になるならそれぞれ約60万とか100万とかが免除になるんですね。最高。

 

 まあ一応修士論文奨学金免除の成果として提出するんですが、みんな書くものだし、差がつきにくいんじゃないかなと思います。

 ここまでくると、修士論文へのモチベーションを上げてくれるものは、修士論文の発表で研究室の学生たちにデキる奴だと思われたいという自己顕示欲と、3年間面倒を見てくれた指導教員に対する最低限の礼儀くらいですね。私は比較的真面目な人間なので多少はこれでやる気が保たれていますが、これまでのジャーナルに投稿する論文を書いているときと比較すると天と地ほどの差です。仕方ないですね。

 

 そもそも、大学全般のシステムとして、日本の大学って入学は難しいけれど卒業が簡単だとよく言われているように聞きます。正直そこまでくわしくはないですが、私の大学内で見渡してみても、国立大学のわりに授業の単位をとるのが簡単だなと思います。アルバイト先の私立大生はもっと楽だとか言っていました。

 教授からしても、あまりにも学生たちの単位を落としすぎると大学側から口を挟まれる場合があるようです。 

 正直、大学なんて、進級や卒業が難しいほうが勉強するモチベーションが上がって、それならサークルの合間にも勉強することで計画性が磨かれたり、優秀な学生が増えるのではないかと思うし、仮にそれで留年する人たちが多く出たとしても、余分に在籍する期間の学費が納入されるのならそれは大学側に利益になるのではないかと思うのですが、それが一般的ではないということは上記がそこまで単純な話ではないということでしょうか。

 留年が多いという評判が広まるとそれはそれで大事な子供を入れるのが不安だという親が多く表れて大学の人気が下がってしまうのでしょうか。

 少子化が進んで大学への入学者は減っていっているそうですが、だからといって無理に下限を下げて優秀ではない大学生や卒業生を生み出すのはどうかと思ってしまいます。

 大学内を見渡していても、こんな人でもこの大学を卒業して、最終学歴が同じになるのかと思えてくる対象がいます。正直嫌です。

 大学なんてピンキリだから仕方はないのですが。

 

 後半ただの愚痴でした。修士論文頑張ります。では。

そろそろ街はバレンタインシーズン

 こんにちは。

 

 修士論文の執筆で引きこもってはいるんですが、街はそろそろバレンタインシーズンですね。

 バレンタインと言えば昔は手作りチョコとかもしていたんですが、大人になるにつれて、だんだん市販のチョコが普通になってきましたね。

 これは、単純に手作りがめんどくさいというのもあるんですが、それよりも世間的に手作りの食べ物なんて怖い(何が入っているかわからない、おいしいかどうかもわからない)という意見が多いためかなと思います。

 何があるかわからない世の中ですから、確かに怪しいものが入っているかもしれないとかいうのはありますよね。手作りの過程を知らないし。 

 私は高校生の時になんとなく友達のつくったものを安心して食べれなくなってきました。なので正直すごくお菓子作りに自信があるとかでなければ、市販が無難ですよね。

 

 大学生になると、そもそも(私のまわりの理系女子の間では)友チョコ文化すらも消え失せ、自分のために高いチョコレートを買ってツイッターにでもあげたりするのがちょこちょこ見かけられました。

 そこで、ここ数年は私もたまに高島屋のバレンタイン時期の特集的な、催事場に名だたるチョコレートブランドがブースを連ねるやつに足を運ぶようにしています。

 何が良いかって、結構な数の種類のチョコレートが見れて楽しいのと同時に、試食を配っているところが多いので、4個入とかの小さい箱に入っている分くらいの量のチョコは食べれる気がします。

 個人的にはルタオダージリンが入っているチョコレートが絶妙においしかったです。おすすめです。

 

 ただの日記でした。では。

最近興味があること、 卒業までにしたいこと

 こんにちは。 

 去年の就活シーズンに書いた記事のPVが伸びていて、今年も就活始まったなぁと感じるこの頃です。

 1個下の代は将来入る会社を考える季節ですが、私はもう4月から社会人になる予定です。微妙に不安。

 修論も書きつつ、なんとなく他のこともやりたくなって、最近いろいろ興味が芽生えているので、なんとなくまとめておこうかなと思います。

 

 

最近の興味①キングコング梶原さん(カジサック)

 私は作業しながらイヤホンしてSpotifyでクラシックを聴くかYOUTUBEで漫才(最近はNONSTYLE石田さんが上げているやつにはまってます)をBGMにしているんですが、YOUTUBEでおすすめ的なので最近になって知ったのが、キングコングの梶原さんがいつのまにかユーチューバーのカジサックとなっていて配信していたチャンネルです!

 私が知らなかっただけで、現段階で登録者数160万人くらいの超人気配信者さんでした!!

 カジサックさんは他の芸人さんたちをゲストとして招待してお話を聞くということをしてらっしゃっていて、私の好きな芸人さんたち(麒麟さん、NONSTYLEの石田さん、他)が出演されて、テレビではあまり話さないような、あの騒動の間はぶっちゃけどういう気持ちだったんですか?とかの話題で話されているのがレアなのでがっつり見てしまいました!👀

 ちなみに私はアンタッチャブルの柴田さんが出てる回とかが好きです。

 

最近の興味②キングコング西野さん

 中学生くらい?の一番テレビをみていたころの人気番組「はねるのトびら」がとてもなつかしいですね。めちゃくちゃ流行ってましたね。

 はねとびが終わってから、なんとなく私はあんまりテレビを見ていなかったのですが、ネットニュースでちらっと、絵本を書いて無料で公開してなんか叩かれている、、、?みたいな謎の印象を受けたことがあった程度です。

 で最近、前述のカジサックの動画で西野さんが出演されているもので久しぶりにお姿を拝見したのですが、なんか昔とはかなり雰囲気が変わって、やたらとできる男感が出でいてびっくりしました( ゚Д゚)。。。

 今はかなりいろいろな活動をされているのですね。私はまだ全然詳しくないのですが、とりあえず最近はたまにブログを拝見して、Voicyの配信を拝聴しています。

 Voicyの配信は毎日10分なので、結構軽く聞けるのでおすすめですね。片手間にでも。メインの収入だとおっしゃっていた、オンラインサロンではもっとはるかに濃い内容の話がされていると思いますが、Voicyの配信もこれはこれで軽い気持ちで聴ける内容なのが良いですね。

 

最近の興味③Excelの勉強

 社会人になったら絶対使うなあと思ったので厚さ2 cmくらいの本を買ってしまった!!こんな機能あるんやーくらいの軽い気持ちでペラペラ見ようかなと思います。

 

最近の興味④FP、色彩検定の勉強

 FP(ファイナンシャルプランナー)の勉強もしてます!とりあえずの3級。ちなみに去年簿記3級を勉強して取ったりしていて、今後もなんとなく資格を緩くとっていこうかなーって感じで眺めています。別に資格を取らなくても良くて、知識だけ勉強しておいてもいいかなーという感じ。

 ちなみに色彩検定の勉強もしています。図とかグラフとかをつくるときに配色とかを考えれたほうが良いかなあという動機です。

 

最近の興味⑤歯のホワイトニング

 修論とかを根詰めてやっていると結構コーヒーを飲む頻度が高いんですが、冷静になって考えれば「そういえばコーヒーって歯が黄ばむんだっけ?」ってことに気づきました(今更)。

 なので、最近はネットで調べてホワイトニング効果があるという歯磨きを導入してみました!効果があればブログに書こうかなと思います。

 

 

 今のところこんな感じですね。修論も佳境に差し掛かっていて、ちょこちょこ余裕があるうちに気分転換にでもいろいろインプットしていきたいです。

 

小栗旬さん主演「人間失格」の映画をみました。ひどかった。

 こんにちは。

 この前、ポスターが素敵だったので何となく気になっていた小栗旬さん主演の人間失格の映画をみてきました。

 

 端的に言うと映画代を払ったのを後悔するレベルでひどい作品でした。※あくまで個人の感想

 こんなことを言うと蜷川実花さんのファンから「センスがない」等言われそうですが、いやあの映画は本当にひどかったです。ポスターが良かっただけに、ポスターにつられてしまったのが本当に残念。開始数分で「あれ?なんか思ってた雰囲気と違うな」って思いましたし、前半は特に暇すぎてあくびが止まりませんでした。

 

 普段はみてよかった作品のことしかブログで書かないのですが、久しぶりにあまりにひどい作品をみたので記録しようと思います。

 

 

ひどいポイント①映像と音楽とのミスマッチ

 これ、映画を観た人ならわかると思いますが、本当に映像とBGMが合っていませんでした。むしろ合っているシーンが存在していたかも怪しいくらいです。

 映画のレビューにもたまに、そのミスマッチを「芸術的」とたたえるようなコメントが見られましたが、あえて合わさないのが芸術とかいうなら、私にはそんな芸術は理解できなくて良いですし、大衆が観るような映画にするのはやめて、自分と理解者のためだけの映像作品にした方が良いと思います。

 

 ちなみに、驚くほどミスマッチだったというだけで、映像だけと音楽だけならそれぞれ良かったと思います。

 エンディングも突然のスカパラでしたが、スカパラ自体は良かったです。もちろん、それまでの映画の雰囲気とは全く合っていませんが。

 

ひどいポイント②突然の大音量

 これはひどいポイント①にも重なるところではありますが、それなりに大事なシーンで、意味のない映像がクローズアップされ、やたらと不必要な大音量になる部分があります。

 私はこのシーン早く終わらないかなとばかり思っていました。映像的な演出にも音量にも意味が感じられませんでしたし、大きい音に敏感な人には毒だと思います。

 

ひどいポイント③豪華俳優陣が悉く使い捨て

  藤原竜也さんとか千葉雄大さんとか瀬戸康史さんとか。ポスターに名前載っていて、確かに少しだけ出てくるけれど、特に誰の役なのかもわからないうちに登場シーンが終わってしまうような使われ方でした。

 あんなに豪華俳優陣を無駄にする映画を初めて観ました。。。

 あと、個人的に推しの俳優さんの高良健吾さんがほんとにちょい役でしか出なかったのが少し残念でした。これは役的に仕方がないけれど。

 

ひどいポイント④ただただ全体的にださい

 これに関しては本当に個人の感想ですが、最初にタイトルが出てくるところの小栗旬さんが水に沈んでいるようなシーンの映像がださい。微妙な体勢の小栗旬さんが全身映っているのがなんかださい。

 あと人間失格を執筆しているシーンでの、部屋全体が崩壊していくシーンがださい。意味がわからない。

 

ひどいポイント⑤説明が少ない

 基本的に説明が少ないと感じました。登場人物が誰なのかわからないし、追々説明されていくのかなと思っても、わからないまま登場シーンが終わることが多い。

 小説に関しても、何を書いている途中なのかもわからない。

 

まとめ

 太宰治の心の葛藤や女性たちの心中などがもっとわかるような映画かとおもいましたが、これは太宰治人間失格の名を借りた自己満足映像作品(アート)に感じました。

 映画なのかな、これ。

映画「記憶にございません!」をみました

こんにちは。

 

 この前の三連休、ごろごろ過ごしてたらなんだか外に出たくなって、気になってた映画「記憶にございません!」をレイトショーで観てきました!

 

 実は最近、Netflixからメールで「〇〇(昔映画館で観た映画)が追加されました」という連絡が来たのをみて、あぁ~やっぱりしばらく待ったらNetflixでみれるようになるし、今観に行かなくてもいいのかな~とか思ったこともありました。

 でも今回やっぱり映画館で見ると、(特にこの作品では)、観客みんなで同じところで笑ったりくすくすしたりと、同じスクリーンを見ている観客皆で一緒になって楽しんでいるという感覚があって、映画館だからこさの良さを少し感じました。

 やっぱり映画館で観る映画は良い。。。

 

 さて今回観た映画「記憶にございません!」のレビューをつらつらと書いていこうと思います。

 

 

「記憶にございません!」の監督は三谷幸喜さん

 ご存じの通り監督は三谷幸喜さんです。かなり有名な監督さんで、特にコメディ要素の強い作品を多く世に出されていますね。多分そんなに映画を観ない人でも名前を聞いたことがあったりするような人ではないかと思います。

 私は今まで三谷幸喜さんの作品では「THE有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」「ステキな金縛り」を観ました。どれもとても好きな作品だったので、今回の映画も楽しみにして観に行ったのですが、やはり大正解でした!

 

 政界が舞台で、一見お堅い目なのかな?と思えるかもしれませんが、序盤のタイトルコールから音楽がコメディのそれで安心します。

 あらゆるところに遊び心、くすくすっとなる要素が散りばめられており、映画を観ている間(約2時間)、飽きずにずっと見入ることができました。

 

「記憶にございません!」のあらすじ

 国民とのトラブルで起こった事故から記憶を失ってしまった内閣総理大臣中井貴一さん)が主人公。2.3%という異常に低い内閣支持率をたたき出してしまうほど元々はかなり無能なひどい総理であり、家族やSPや秘書からも嫌われていました。

 記憶を失い、ピュアで腰の低い全くの別人のようになった総理はその内閣にどう立ち向かうのか、、、!的なストーリーでした。

 

「記憶にございません!」の個人的みどころ①吉田羊さんがかわいい

 いやほんとにかわいいです。仕事の顔と女の顔の変化の演技がうますぎる。素敵。そしてとてもセクシー。

 

「記憶にございません!」の個人的みどころ②草刈正雄さんがはまり役すぎる

 政界が舞台と言えば、最近ドラマ「民王」も一気見したんですが、草刈正雄さん、嫌みな政治家の役が似合いすぎる。シーンによっては「え?これ民王じゃん」みたいな雰囲気かぶり感。でもアメリカ大統領が来たシーンの英語そんなにしゃべれないところはめちゃくちゃかわいいです。

 

「記憶にございません!」の個人的みどころ③周囲の態度の変化

 主人公の総理は記憶を失うことによって、前よりもかなり好意的な人物になりました。元々は秘書に「ありがとう」と言ったこともないような横暴な人物だったので、記憶を失った当初もかなり周りからの当たりが厳しいです。

 それが、生まれ変わった総理の思いやりのある行動により、周囲の人々の態度がどんどんと協力的に変化していきます。

 同じ人間でも態度が変われば周りの人の反応は変わり、好意的な人物には周囲が助けの手を差し伸べるということですね。周囲の人は自分(の態度)を写す鏡だとよく言われますが、今回のストレートな内容の映画を受けて少し思うことがありました。

 

まとめ

 個人的に大好きな映画です!

 映画が映画館で観れるのって2~3か月のことなんですよね。特に映画館で観ることを勧めるわけではないですが、私は映画館で観るのが好きです。

 

次は人間失格が気になるな。

では。

 

 

女子大生(院生)でも夢の国に興味が無い

 こんにちは。

 

 私は大学院2年目なので今年が最後の年です。いろんなコミュニティーで卒業旅行の話が出ますが、その一つとして、仲の良い友人数人に浦安のテーマパーク(3年ぶり3回目)に誘われて行きました。

 東京近郊ではないので新幹線です。

 

 平日に研究室を休んで行ってきたんですが、正直なところ、楽しいところはあったけど全体的にしんどくて、もう今後は行きたくないと思いました。これはただの愚痴の日記です。

 

 理由は主にこうです。

・待ち時間が長い(アトラクションの内容と待ち時間が合っていない)

・暑い(猛暑日に行ってしまった)

・歩く時間が長い(園内が広い)

・ディズニー好きの友達と同等にはしゃげない(そもそもキャラクターも知らない)

 

 もちろん楽しめたところもあります。キャストさんたちはみんな神対応だし、私は特に値段が高いとも思いませんし、完全に非日常空間が作られているのは素敵だと思いました。

 それでも私は、早く帰って研究のつづきしたいとか論文かかなきゃな~とか考えたり、スマホさわって短期バイト探し始めてしまうくらいには楽しみ切れませんでした。

 

 

待ち時間が長い

 多くのディズニー嫌いの人の理由はこれではないでしょうか。私でも名前の聞いたことがある人気のアトラクションは大抵100分とか余裕で超えてきます。

 有名なジェットコースターは一通り乗りました。確かに楽しいんですが、いまいち他の遊園地のジェットコースターよりも私の基準では優れた点が見つけられませんでした。

 速さやスリルを求めるなら富士急がありますし、他にもそれなりのジェットコースターのある遊園地なんていくつもあります。しかもディズニーよりもはるかに待ち時間はありません。

 正直、このくらいのジェットコースターに乗るためになんでこんなに並ぶんだろうという気持ちになりました。確かにディズニーは細部まで装飾が凝っていて、楽しませる工夫はあると思いますが、あの待ち時間に見合うとはどうしても思えませんでした。

 

 食べ物もアトラクションほどではないにしろかなり並びますね。関係ないですが、私は有名なタピオカ専門店のタピオカミルクティーに何時間も並ぶ人も本当に理解できません。

 

暑い

 これはシンプルに残念だったんですが、ディズニーシーの新しめのアトラクションに開演すぐに並んだら(すぐ並んでも1時間以上、出たときは3時間待ちになってた)、建物外の待機列に屋根がなかったんです。(盛りました。建物の近くなら30人くらいは日差しを防げてたかも)

 いやいやいや、屋根つけてよ。と思いました。

 あんまりそこまで考えが行かなかったのかな。

 

 私がここまでしんどかったのは、最初に並んだこのアトラクションの待ち時間で汗をかきまくって体力を消耗したという理由もあります。

 

 暑さ対策が万全でなかった私も悪いんですが、待機列には冷風を当てるか屋根を設置するなどしないとすぐ倒れる人もいるだろうなと思います。ただ、待機列の途中とかにちょこちょこ冷水器があるのは素敵でした。

 基本的に外は屋根全然ないので、少なくとも夏のディズニーなんて今後絶対に行きません。

 

歩く時間が長い

 園内めちゃくちゃ広いですね。ほんとに。

 1日2万歩くらい歩いて足裏がしんどすぎました。しかも、前述した通りとても暑いので、ベンチには基本座れません。ほぼ日陰もないですし。

 全体的に日陰のベンチ不足が深刻でした。

 

 さらに思ったのは、座れるというだけの点で、みんなが特別行きたいわけでもないアトラクションへ向かっているのが一番理解不能でした。

 座って休憩するためだけに、親子向けのアトラクションとかに並んで列を長くするなんて、親子連れへ申し訳なさしかありませんでした。

 

ディズニー好きの友達と同等にはしゃげない

 これが一番しんどかったです。子供の時からディズニーをみて育ったという人はかなり多い方だとは思いますが、私のようにディズニーなんてタイトルくらいしか知らないっていう人もいます。

 たぶん、これに関してはお互いに理解し合うことは無理です。ディズニーという一点においては成長してきた環境が異なるのですから。

 なんかおおげさなことを言いましたが、私は正直前者を見ても何も思わないです。あ~この人はディズニーが好きなんだな、って思うだけです。ただ巻き込まれたくはないだけで。

 みんなに合わせてディズニー映画をみようとか勉強しようとかも特になりません。興味がないので。

 

 一番しんどいポイントは、ディズニー好きな人の中には、全人類が夢の国で楽しめると思っている人が多いように思えることです。そういう人は、誰でも夢の国に行きたがってる、誰でも誘われたらうれしいと思っていたりします。

 そりゃ運営している側はみんなが楽しめるようにすることを目的にしているかもしれませんが、みな同等は無理です。

 そもそもキャラクターも知らないし。

 

 ディズニー好きを批判するつもりはないですが、正直興味がない私は、ディズニー好きな友達に対して楽しそうにふるまうことが苦痛でした

 

 アトラクションこんなに並んでるんだったらいいやとか、別に全部行かなくてもいいとか、1日で全部回る必要なくない?とか、私はカフェとかレストランで休憩したいとか、お土産とかいらないやとか、本当は言いたいのに、みんなに合わせて気を遣ってしまって言えないのが苦痛でした。 

 

 それならもうお互い気を遣わないように、行かないのが賢明だと思いました。

 

 今後もし行くことになったとしたら、もっと穏やかな気候の頃に、そこまで熱心過ぎない友人と、2日くらいに分けて有給でも取ってゆるく行きたいなと思いました。

映画「アルキメデスの大戦」をみました

 こんにちは。

 

 ここ最近、月に何回かは映画館に足を運ぶ機会があり、上映中の人気な映画は割とみています。今回書く「アルキメデスの大戦」の他にはミュウツーの逆襲とか、ライオンキングとかみました。

 

 元々菅田将暉さんのファンとかではないんですが、他の映画の前の宣伝をみて面白そうだったので。お客さんは結構年配の人が多かったかな。ファミリーはあまりいませんでした。

 

 率直な感想としては、私はこの映画大好きです!!!って感じです。

(Filmarksでは4.4点つけました。)

 フフッと笑える部分はありますが、なにしろ全体的な雰囲気がやはり少し固めなので好んではみないという方もいるかなーと思います。

 

 今回も備忘録程度に書いていきます。。。

 

 

アルキメデスの大戦あらすじ

 舞台は1933年の日本の海軍省海軍省では海戦に向けて巨大戦艦をつくるか、航空機をつくるかという意見でもめており、航空機を作る側の意見を持つ少将(舘ひろしさん)は巨大戦艦を建設する側の予算計画に違和感を覚えます。

 そんな時、元帝国大学の天才数学者の主人公(菅田将暉さん)と出会い、少将は巨大戦艦計画の予算計画の不備を追求するため、彼を利用することを決めます。

 巨大戦艦がもし建設されたら、民衆はその力を過信し、日本は戦争を始めてしまう、ということを伝えられた主人公は少将に協力することになり、サポート役の田中少尉(柄本佑さん)とともに、各人の思惑が渦巻く海軍省内で画策することになります。

 

見どころ①いい意味で気持ち悪い理系主人公

 世間の理系理系してる?理系の人のイメージって、なんか自分の好きな事をしている、考えているときはそれしか見えなくて、周りの人にどう思われようとかまわない変な人、って感じですよね。まぁまわりの理系院生を見た感じ、確かに専門分野や好きなことに関してとても熱中する人はいます。正直気持ち悪いというよりは素直に尊敬することの方が多いですが(笑)。専門分野を極めている、自分の武器を持っている人はやはり素敵ですね。

 

 主人公の菅田将暉さんはその理系の気持ち悪さ、軍隊の中で浮きまくる感じをとてもよく表現されているなあと感じました。最初は戦争を止めることが目的であったはずなのに、あらゆる計算や測定すること自体に夢中になってしまうこってりとした理系特有の性格のようなものが表現されていてとても良いです。

 また、直面した問題に対して当たり前のように自分で勉強して自分の力で解決しようとする姿勢が良いですね。私も見習わねばと思います。

 

見どころ②超振り回される少尉

 主人公は海軍省に入った時からいきなり少佐に登用され、それなりに偉いので、元々海軍にいた少尉(柄本佑さん)はいきなり入ってきた主人公の部下になります。

 巨大戦艦の予算計画の不備を摘発するためにはあらゆる予算関係の試料が必要になり、主人公がかき集めるのに常に駆り出されることになります。超不憫。

 最初はいきなり入ってきた主人公に不信感をあらわにして対応していますが、一生懸命な主人公に感化されて尊敬が芽生え、どんどん自分の意志で協力するようになる流れがとても良いです。ツンデレっぽい感じがあります。

 

見どころ③素敵なおじさま田中泯さん

 巨大戦艦建設派の平山忠道役は田中泯さんです。主人公からしたら敵側ですね。

 

 これは、実際に映画を見た人ならわかると思いますが、本当にかっこいい。ただただ素敵なおじさまです。

 

見どころ④最初の演出が良い

 この映画の最初は巨大戦艦が沈没するところから始まります。そして何人もの人が大戦により死ぬ。というシーンをみてから物語が始まることで、これはどういう事なんだろう、結局巨大戦艦が作られるのかな?と思いながらストーリーを眺めることになります。 

 この演出から始まり、物語を回収するところが本当に良いです。きれいに回収して、私はなんか納得して見終えました。

 

 あと、最初の巨大戦艦での戦闘シーンはかなりCGが使われているようですが、めちゃくちゃリアリティがありました。最近のCGはすごいんですね。

 

まとめ

 個人的にこの映画はとてもお勧めです。みていない人はみるべき。

 一人でみるのが良いかなと思うけど、お互いが真面目に映画をみれるタイプなら仲の良い人と見に行くのも良いですね。

 

 今月は僕のワンダフルジャーニーや、人間失格など、気になる映画が多くて楽しみです。

 ではまた。

院生が思う、研究室を選ぶポイントまとめ

こんにちは。

 

 私は現在大学院の2年目で、学部の4回生から研究室に配属され、3年目の研究室生活を過ごしています。

 私は理系専攻なので文系の場合のゼミ等はわかりませんが、理系の場合、3年や4年で研究室を選ぶことになると思います。

 4年生で卒業するなら、極論を言うとどんなひどい研究室に入っても残り1年程度を耐え抜けばよいのでまだマシだと思いますが、修士に進学してからの卒業を考えているなら、入学から修士卒業までの6年間のうちの約半分を(しかもほぼ毎日)過ごすのが研究室であるため、研究室選びは非常に重要です。

 そこで、学部の4年から修士2年の今までを研究室で過ごした私が思う、研究室選びのポイントをまとめてみようと思います。

 

 

ポイント①教授の人柄

ãé»æ¿ã«æ¸ãããã³ã¼ããã®åç

 これは研究室を選ぶ段階で多くの人が気にするポイントであると思います。なにしろ、研究室の先生はその研究室の顔であるため、その人柄が研究室のイメージにつながることでしょう。

 この点で研究室を選ぶということが悪いとは言いませんが、その教授の性格はその担当の授業等でのイメージとは異なる場合があるということに注意しましょう。

 

 例えば、私の研究室の教授は、後輩から「○○の授業の優しいおじいちゃん先生」というふうによく言われますが、実際は他の研究室の先生や学生のうわさ話や悪口ばかり言うようなちょっと腹黒な性格です。友人の研究室の先生も、一見すると優しそうな先生ですが、実際は研究室の学生に興味が無いようで、友人は全然研究の相談ができないと嘆いていました。

 

 その教授が実際はどのような人柄であるかはその研究室の学生が良く知っているはずなので、研究室選びの際はしっかりと聞いておきましょう。

 

ポイント②研究内容

ãç ç©¶çµæã«å¤§æºè¶³ã®è¨åºéçºã³ã³ãµã«ãã®åçï¼»ã¢ãã«ï¼æ½æ¨èª ä¸éï¼½

  研究室ではもちろん研究をメインにしていくので、自分が携わる研究に興味がわくかも大事なポイントです。

 研究内容に興味を持てれば研究のモチベーションも上がりますし、就活の際も興味を持って研究できたという点をアピールできるほど打ち込むことができるでしょう。

 とはいえ、どのような研究内容であっても興味を持って打ち込むことができる人もいますし、そもそも研究内容を自分で決められるという研究室もありますので、研究内容の重要性は正直人によるでしょう。

 ただ、全く興味の持てない研究分野に当たることは避けるため、研究室を選ぶ際にはその研究室のホームページに目を通すなどして、研究内容は把握しておきましょう。

 

 ポイント③コアタイム

ã業åç¨ã®æãæè¨ãã®åç

 研究室生活をする上で日常的に重要なのはコアタイム(その研究室にいなければいけない時間)です。研究室や分野によってはコアタイムが存在しないこともありますが、化学系やバイオ系の研究室であればたいていコアタイムがありますし、タイムカードがある研究室もあると聞きます。

 コアタイムは私の周りでは10~17時が多いです。遅いところでは20時までのコアタイムを設定している研究室もあります。

 実験をしていれば夜遅くまで研究室に残ったりしてコアタイムなんて関係ないということもありますが、コアタイムが17時までというように設定されていれば、例えばバイトがある等で早く帰りたい時も17時を過ぎると堂々と帰れるようになります。

(しかし、あまりにも毎日コアタイム通りに早く帰り続けると、本当に実験は大丈夫なのか?等と研究室の教授によっては小言を言われる場合があります。ちゃんと日中に成果を出していれば大丈夫でしょうが。)

 このように、コアタイムはあくまで最低この時間までは研究室にいないといけないというもので、その後すぐ帰るか遅くまで残るかは個人の自由になる場合が多いです。

 逆に、コアタイムが18時や20時までなどに設定されている場合は早く帰れることはないので、夜のアルバイトに支障がでます。また、土曜日にもコアタイムがある研究室もあります。研究室に配属されてからもアルバイトを続ける場合は、所属しようと思う研究室のコアタイムは知っておきましょう。

 

 ポイント④学会参加や論文投稿への積極性

ãåç9å²ï¼ãã¬ã¼ã³ã®ç¥æ§ã¨å¼ã°ããä¸å¸ãã­ãã®åçï¼»ã¢ãã«ï¼Max_Ezakiï¼½

 研究室によって、毎年この学会に参加するなどの風習があったり、学生が論文を書く機会の有無が異なります。

  学会への参加はたいていの研究室であると思いますが、その際の宿泊費用が出るかとか、毎年何回学会発表の機会があるかは異なります。

 成果を出していれば学生に論文を書かせる機会を与えてくれる教授もいれば、全然学生に論文を書かせない、学生の成果をまとめて教授が論文を書く(学生がセカンドオーサー)という研究室もあります。

 学会参加や論文投稿は少々面倒に感じることもあるでしょうが、自分の研究成果を世に出す大事な場です。せっかく成果を出したのなら世に発表しましょう。就活の時のアピール材料になりますし、特にこれらの成果は奨学金免除にも関わってきます

  できればそのような機会を与えてくれる、積極的な研究室を選ぶことをお勧めします。

 

ポイント⑤学生の印象

ã交差ããä¸çãã®åç

 研究室によっては男しかいない研究室や、やたらと体育会系の研究室や、学生の民度が低くて他の研究室に嫌われている研究室があります。

 男ばかりの研究室で困らないという女子もいるかもしれませんが、その状況の友人によると、研究室旅行があった時に一人だけ別部屋なので寂しいだとか、普段自分も男のノリに合わせないといけなくなるとか、いろいろ気を使われたりするのでややストレスを感じることもあるそうです。

 民度が低い研究室は、例えば、大学院の授業等で騒いでいる学生がいれば、他の研究室の学生からは「○○研究室のやつらうるさい」「○○研究室はアホばかり」など、その研究室の悪いイメージがついてしまうので、関係ない後輩まで「○○研究室の子」と先入観をもって見られてしまうこともあります。

 その研究室の学生の印象は、他の研究室が良く知っていたりするので、その研究室だけでなく他の研究室に行った際にしれっと「あの研究室はどうですか?」等聞いてみると教えてくれるかもしれませんね。

 

研究室選びのポイントまとめ

・教授の人柄をつかむ(その研究室の学生に聞く)

・研究内容を知る(研究室のホームページ等)

・学会参加や論文投稿へ積極的な研究室を選ぶ(ホームページに載ってたり、ネットで教授を検索したり、その研究室の学生に聞いたり)

コアタイムを知る(聞いたら普通に教えてくれます)

・研究室の学生の雰囲気を知る(他の研究室の学生に聞くのも可)

 

 みなさんが自分に合った研究室を選べますように。

 また、成績が悪いとそもそも研究室を選ぶ権利がなかったりするので、選べる程度には良い成績をとっておくことをお勧めします。では。

映画「ショーシャンクの空に」をみた感想:ものすごく活動的な気分になった

 こんにちは。

 

 実験が早めに終わって帰り、せっかくなのでAmazon Prime Videoで何か映画をみようと思い、「ショーシャンクの空に」をみました。

 

 アマプラで映画見るならこれ!みたいな感じでTwitterで誰かが言ってるのを見たりして知っていた程度で、評価が高いんだろうなと思いつつもなんとなくみていなくて、気になっていました。

 

 感想としては、もう、本当に良かった。いつも家で映画をみるときはスマホ触りつつとか、ついで程度にしている私が、この2時間ちょっとは画面から目を離せない状態でした。

 とにかく今はやりたいことがすごく発生しているのですが、脳内で風化しないうちに文章を書きます。

 乱文失礼いたします。

 

 

ショーシャンクの空に」のざっくりあらすじ

 主人公のアンディは銀行の副頭取をつとめる優秀な若者でしたが、妻とその愛人の殺人という罪で終身刑を課せられ、牢獄「ショーシャンク」に投獄されるところから始まります。

 アンディは無実である上に、ショーシャンク内で多くのトラブルに見舞われるというかなり不運な運命をたどります。

 しかし、そんななかで自己を保ち、「希望」を忘れずに日々を過ごしていくお話です。

 見どころ:アンディの優秀さ

 この映画で一番ぐっときたのは主人公であるアンディの優秀さ、有能さです。アンディは元優秀な銀行員であったため、税金関係の知識を生かすことで、所長や看守たちに重宝されることができました。

 

 そもそも知識を持っているうえに、アンディはそれを看守に主張する(それも取り入ることが目的ではなく)ということができた、勇気があったという点に注目しました。なんとなくこれを研究者に重ねてしまいました。

 ※ここからは芋ずる式に思ったことをつづっているだけで、ちょっと映画の話とそれます。

 

 どんなに素晴らしい研究をしたり、技術を持っていたりしても、それを相手にわかりやすく伝えたり、持っていることを知らせないと、その研究や技術が評価されることはないんだなと。

 あと伝える技術ってやっぱり重要で、学会とかで、その研究の何が面白いのか、注目すべき点なのかって発表者しかわかってないじゃんって思うときあるんですよね。

 

 もちろん、研究が評価されるかどうかは周囲の受け入れ態勢によることもあり、例えば研究を理解することを放棄したのか、ブラックホールの写真がとれたという研究に対して「それはなんの役に立ちますか?」などという見当違いも甚だしいコメントをする人がいるらしいですね。

 研究がすべてそのまま即座に社会の役に立つとでも思っているのでしょうか。例えば、ヒアリの研究だってヒアリが日本に進出してきたときに社会に直接的に役立つ研究になったんじゃないか。

 知識のなさをさらけ出したうえに研究者への侮辱なんて罪深すぎる。ショーシャンクに入れば良いのに。

 

 そんな頓珍漢な人は後から叩かれて自分の恥を知ってほしいですが、それにしてもまずは研究成果の発表をすることは大事だなと思います。研究していても論文や学会発表がないと、研究室内で消化されるだけ。論文も日本語で書いても日本人しか読んでくれない。

 

 若干話がそれましたが、とにかく思うことがあったので書きなぐってしまいました。

 

まとめ

 冒頭で書いた通り、この映画を見た後は急に活動的な気持ちになりました。とにかく勉強したい。楽器の練習したい。とか。

 何かあったとき、例えばショーシャンクに入れられたとしたら、私はこの今の環境じゃなくなっても他の人と差別化できるような能力は持っているのか?と。

 今この問いを聞かれても自信をもってYesとは言えない、なら今すぐにでも努力しようと思いました。

 

 この映画は誰からみてもなにか思うことがあると思います。また何年かしたらもう一度みてみたい。また違うところに注目するかもしれないし。では。

映画「勝手にふるえてろ」をみて

 こんにちは。

 

 実験の待ち時間と家に帰ってからのゆったりタイムにAmazon Prime Videoで映画「勝手にふるえてろ」をみました。

 小説が原作の映画で、私は数年前に原作の小説を読んでいました。あらすじはやんわりと覚えている程度でしたが、独特な雰囲気ながら結構好きだなという印象でした。

 映画を見終わって、映画も良い!!!ってなりました。好きな映画。

 

 ちょっとぶっとんだ妄想系女子のお話です。

 

 個人的な備忘録がてら感想を書いていこうと思います。

 

 

キャラ①ヤバい主人公

 主人公がほんとにヤバい。学生時代から多分ずっとコミュ障で妄想癖が染みついた女。ほんとに妄想がすごい。どうヤバいってもう映画みてくださいとしか言えない。

 

キャラ②さらっとしたイチ

 主人公の脳内にずっといて、常に思い出を呼び出されている元同級生。主人公の初恋の相手。

 ひょうひょうとした感じと思いきやちょっと闇を感じる、かといってもただのおとなしい男の子。中学時代もただのおとなしい男の子。中学生らしい中学生なだけ。

 

キャラ③なんかかわいそうな二

 経理の主人公にとって足し算もできないのかよというミス伝票を出してくるようなちょっと評価が低い営業の同期。ひょんなことから主人公のことが好きになって、いろいろとアタックする人。

 いや、主人公の二へのあたりは結構ほんとにひどいと思うんだけど、それでずっと待ってて?くれる二ってほんとめちゃくちゃいい奴。

 こいつ割と真人間では?って感じ。恋する相手だけ間違えている。

 後半はどんどんかっこよく見えてきて惚れた。

 

キャラ④どこにでもいそうな女らしい女、くるみ

  経理で主人公の同僚として働くくるみ。主人公の雑談や恋愛の相談相手。

 そういうつもりで描いているのかはわからないけど、飾りっ気のない主人公に対して女子力が高いような雰囲気が出ている。良くも悪くも女の子らしいと言われるタイプ。

 

 男の友情に比べて女の友情はもろいだとかいうけれども、そんなのは性別とかで分けられないくらい個人差はあると思う。

 今作の主人公はそもそも仕事とプライベートは分けたいとくるみに恋愛話の中で話しているわけで、そうなればくるみにプライベートな話をすることはやや矛盾するのではと思うし、友達のように自分の気持ちを汲んでほしいとか思うのは主人公の甘えだと思う。

 

見どころ①中盤の突然の歌

 え?急にミュージカル始まった?って思いつつもなぜか若干鳥肌が立った。不思議。

 

見どころ②周辺にいるだけの人たち

 登場人物は地味にいっぱいいるんだけど、たいていの人は主人公の行動範囲の中にただ存在しているだけの人。

 主人公はかかわる勇気がないというけれど、私でも、世間一般の人たちもきっと、自分の行動範囲の中にいる人たちのことを、顔は認識しているけれど、どんな人か、名前なんて知らないし、かかわることなんてしていない。冷たいとかじゃなく、ただの知らない人たち。話しかけようと思っても、話しかける大義名分がなければ急に話しかけることなんてできないよね。

 

 そう思うとナンパってすごいよね。繁華街とかじゃなく、ふつうのその辺で、声かけてくる人。すごい勇気あるよね、通りすがりの人にかかわりをもとうとするなんて。

 

まとめ

 結構好きな映画です。共感するとかじゃないけれど、でもリアルな描写にぞくぞくする。どういう人におすすめとかは特にないです。小説も良かったです。では。

映画「アラジン」をみて

 こんにちは。

 

 この前地上波で実写版の「美女と野獣」がやっているのをたまたまみて、急に芽生えた「ディズニー良いなぁ、、、」という気持ちに従い、今日「アラジン」をみてきました(しかも初めてのIMAX

 

 感想をひと言で言えば非常に良かった。。。。

 学生最後の年ですが、映画で感動して涙ぐんでしまうことに年齢を感じました。高校生の時とか全然泣かなかったのにね。笑

 

 そんなにディズニーに詳しくない私の、個人的な備忘録ではありますが、良かった見どころをぽつぽつまとめます。

 

 

見どころ①歌と踊り

 私、ほんとにディズニーは詳しくないんですけど、ディズニー映画って基本ミュージカル調なんですかね??主要キャラはやたらと歌って踊るんですね。しかもキレッキレ。

 アラビアンな国が舞台なのもあって、男女で踊るシーンはあんまり見慣れない風のアラビアンなダンスで面白かったです。欧風だったらワルツ踊ってるようなシーンかな。

 

 特に、ディズニーを見て育ったわけでもない私でも知っている有名な、魔法のじゅうたんにのって世界をめぐるシーンの「ホールニューワールド」を歌っているシーンは良すぎてなぜか涙ぐんでしまいました。

 

見どころ②豪華な演出

 上に書いたことにも被るんですけど、主要キャラたちの歌やキレッキレのダンス、冒頭の市場中を飛び回るシーン、ランプの魔人の登場シーン、魔法のじゅうたんで巡る世界、お城への豪華なパレード、等等、あらゆるシーンがとにかくひたすら豪華、見ていて元気が湧いてくる力強い豪華さでした。

 豪華すぎて、映画見ながらBlu-rayがポチれたら絶対にポチってるなと思いました。何度でも見れる豪華さ。あふれ出るハッピーさ。

 常に論文とか書いてる横で流してたいくらい。

 

見どころ③ウィル・スミスが最高

 個人的にジーニー(ランプの魔人)役のウィル・スミスさんが最高すぎました。ジーニーの、3つの願いをかなえるまでは主に忠誠をつくすという設定であるにも関わらず、主人公にまるで友人のように親しく距離を詰めてくる、人懐っこいというか、ただの奴隷ではない、いい奴、いい相棒というキャラクターを存分に感じてすごく引き込まれました。原作のイメージそのまんますぎる。

 

 ウィル・スミスさんと言えば私は「MIB」のシリーズの印象が強くて、そこでもなんというかおちゃらけたキャラクターが素敵ですごく引き込まれたのを思い出しました。

最新作ではJとKではない新しいコンビがメインだけど、みてみようかな。。

 

見どころ④なんといってもストーリー

 ディズニー映画の何が良いって、確実に幸せになれるところだと思います。

 でも、最後はこうなるんだろうなって予測がついているのに、わかっていてもすごく感動しちゃいました。。。

 

まとめ

 ディズニーの実写映画みて泣くのがちょっと恥ずかしくてめっちゃ目頭さすってました。

 純粋な気持ちで感動したい人にはおすすめの映画だと思います。では。

理系の就活~グループディスカッション~

 こんにちは。

 今回はGD(グループディスカッション)について詳しく書こうと思います。(これは私が参加した就活セミナーを受けての備忘録でもあります。)

 

 

GD(グループディスカッション)とは

f:id:techtechbafl:20190320124149j:plain

 多くの企業が選考の序盤で取り入れている選考方法の1つです。4~8人程度のグループが組まれ、そこで与えられたテーマについて議論します。

 同時に複数人の選考ができることから、選考の序盤に大きくふるいをかけるためという理由でよく大手企業で用いられています。

 

GDで見られているポイント

 就活において面接では「積極性や協調性があります!」とアピールするのにも関わらず、実際はそうでもないという人もいます。それが見抜かれてしまうのがこのGDです。つまり、GDでは初対面の学生同士でのディスカッションを通して、ESや面接では見られない本当の普段の姿を見られています。

 例えば、ESでは主体性をアピールしたにも関わらず、GDでは自分の意見を言ったり議論に参加できていないとなればマイナス評価になるでしょう。

 

GDでの役割

 GDでは役割分担をすることでスムーズに進行できます。

 

司会者

 議論の進行、意見を出していない人に話を振る、議論が複雑になった場合に方向性をまとめる、などが主な仕事です。

 

書記

 議論が進行する中でどのような意見が出たかを記録する係です。振り返った時に、どのような流れでその意見が出たのか、などがわかりやすいようにまとめましょう。また、最後に発表する人がわかりやすいように発表する流れをまとめておけると良いでしょう。議論中も皆が確認しやすいように、記録はできるだけ大きな字で書くようにしましょう。また、記録係であっても自らの意見の発信は求められます。

 

タイムキーパー

 議論の最初に、どのように時間を区切って進行するかを決めましょう。議論中、「そろそろ意見をまとめましょう」「そろそろ発表の練習をしませんか?」などと発言し、議論の進行における時間管理をする仕事です。腕時計を何度も確認するのは時間のロスになるので、腕時計をはずして机に置いておくのが良いでしょう。

 

発表者

 たいていのGDは最後に意見をまとめて発表することになります。議論の最後になってあわてて誰が発表するかを決めると、誰も心の準備をしていないことになるので発表者にかなり負担がかかります。最初に発表者を決めておきましょう。

 

その他

 上記の特定の役割に当たらなければ、できるだけ意見を発信して発言量を増やしましょう。また、他人の意見にもフォロー、意見を論理的に補充したり、司会者の手伝いなどをすることも良いでしょう。

 

GDでみられる能力

  ここでは、GDでみられる能力についてまとめようと思います。これらのことに気を付けていれば良い評価が得られるかと思います。

 

1.態度や協調性

 背筋を伸ばし、やや前のめりな姿勢で、はっきりと大きい声で話すように気をつけましょう。姿勢がいいと説得力が増しますし、前のめりな姿勢は議論への積極性をアピールできます。また、多くの場合GDでの面接官はグループの端っこにいます。彼らに聞こえるようなはっきり大きい声でないと評価の対象になりえません

 たいていの場合、GDのように複数人に対して発言する場では、第一声以上の声量を出すことができないでしょう。勇気を出して、最初からはきはきと大きい声で話すようにしましょう。

 また、当たり前のことではありますが、他の人が話しているときはその人に顔を向け、内容に応じてはっきりうなずき、あいづちをしましょう。

 

2.発言量

 いくら他の人の意見にうなずき、あいづちを打ったとしても、発言していなければ評価のつけようがありません。とにかく自分からも意見を出し、発言しましょう。

 

3.説得力

 議論のテーマに対して、はっきりと自分の意見を持ち、グループのメンバーを納得させることができるように心がけて発言するようにしましょう。

 

4.独自性

 いかに斬新なアイデアを出せるかのひらめき力です。この力を特に求めている企業もあるでしょう。できるだけ既成の概念にとらわれず、自分の視点を持ってテーマに挑みましょう。

 

5.柔軟性

 複数人で行う議論なので、意見の食い違いや新しいアイデア、ちょっとずれている意見なども多く生まれるでしょう。そんなとき、自分の意見だけでなくそれらに耳を傾けて受け入れ、時には相手の意見の正しさを認め、自らの意見を曲げることができるかどうかという点も見られています。自分の意見だけに固執していると、視野が狭く、扱いづらい人というように見られるでしょう。

 

6.状況を広く見る・議論を俯瞰する

 複数人で行う議論ですが、その中でも特定の数人ばかりで意見を出し合って進行していってしまうことが多くあります。そんなとき、あまり発言しない人にも話をふってあげるようにしましょう。それにより、目の前のことだけでなく、状況を一歩引いて俯瞰する力をアピールすることができます。また、同様の理由で、タイムキーパーでなくても時間の管理に目を向けましょう。

 

7.論理的思考力

 理系の得意分野ですね。自分の意見の論理性はもちろん、そもそもテーマに対してどういうアプローチをするかの方針を決める際にもこの力を発揮できます。

 

8.勇気

 積極的な人が何人かいればよいですが、グループによっては誰が発言をするか空気を読みすぎてしまうこともあるでしょう。そんなとき、積極的に自ら発言をし始めると勇気のある行動ができるとアピールできるでしょう。また、同様の意味で、他者の意見がどうしても間違っていると思ったときには指摘しましょう。そこでも勇気が発揮されます。

 

GDの流れ

1.導入

 自己紹介、役割決め、進め方を決める、時間配分を決める、あいまいな言葉の定義などを行います。

 時間は限られているので、ここはサクサク進めましょう。

 意見出しや他の意見に異議を唱えたりする場合に、グループのメンバーの名前を知っておいたほうが良いです。できれば名字を控えておきましょう

 もし役割決めで時間がかかりそうだと思ったら、勇気を出して進行役を務めるのも良いでしょう。また、最初に全員で時計を見て、何時から開始したかも確認しておきましょう。

 あいまいな言葉の定義というのは、進め方を決めることにも近いですが、例えば「~店での生産性を上げる方法」というテーマであれば、「生産性を上げる」とは具体的にどうすることを言うのか売り上げを上げる方法なのか、コストを削減する方法なのか

店員の作業効率を上げる方法なのか、というのを決めるということです。このようにあいまいな言葉の定義を行うことが議論の進行の方向決めにつながります。

 

2.アイデア出し

 テーマと1で決めた方向に合うアイデアの出し合いです。もしすぐにアイデアが出ないようなら、制限時間に応じて30秒~1分程度各個人で考える時間を取るというのも良いでしょう。考えた後、できるだけ多くの意見を言い合い、他人のアイデアからインスピレーションを受けて新しいアイデアや改善案を出せると良いです。

 また、他のメンバーが出した意見に反対する場合は論理的な理由が言えるようにしましょう。

 

3.仮説の検証

 出されたアイデアが議論のテーマに沿っているか、目的を達成できているか、オリジナリティがあるか、実現可能であるかを考慮して検討しましょう。

 

4.発表練習

 最後に時間をとって発表練習をしましょう。発表者に任せようとするのではなく、発表はそのグループとしての発表なので自分への評価にも関わると自覚して挑みましょう。記録係は最後までに発表者が発表しやすいように話の流れをまとめておきましょう。発表者は発表の流れを再確認して練習し、他のメンバーはなにか変なところがないか確認しておきましょう。

 

GDのテーマの種類

 たいていのGDのテーマは正解のない抽象的なお題が多いです。そのため、与えられたテーマについて、まず最初にどのようなアプローチの道筋を立てるかが重要です。

1.課題解決型

 例えば仮の会社の従業員になったつもりで会社の抱える課題の解決法を考えたり、日常生活の中の課題の解決法を考えるものです。

 

例)「満員電車をなくすにはどうしたらよいか」

 この場合、「電車を二階建てにする(一階と二階に乗客を分散させる)」「電車を長くする(車両数を増やして容量を増やす)」などという、満員電車の原因は電車の容量にあるとして電車そのものを変えるという解決法と、

「周辺の会社にフレックスタイム制を導入する(通勤時間の分散)」「周辺の会社の勤務地を分散する」など、満員電車の原因は同じ時間に通勤する人が多いためであるとして社会や会社の制度を変えるという解決法があります。

 この場合、どちらの視点での解決法が正しいということはありませんが、もしこのように複数の視点での提案があれば、どの提案が最も理にかなっているか、この提案をもし実行した場合どのような弊害が起こるか、または満員電車を解決できることに加えてどのような利点が得られるかなどについても考えれば、より深い議論ができるでしょう。

他の例)「会議の時間を短くするにはどうすればよいか」など

 

2.企画立案型

 会社の企画部の一員になったり、小売店の従業員になったつもりでテーマに沿った企画を考案するものです。

 

例)「クリーニング店の売り上げを上げる企画を立案せよ」

 この場合、「会員入会キャンペーンをする」など、顧客を増やす企画と、「服の修繕サービスを始める」「店頭でハンガーや除菌スプレーをプロデュースする」など、サービスや商品に関する企画があります。

他の例)「スーパーでたまごを多く売るにはどうすればよいか」「〇〇(その会社の主力製品)をより売るにはどうしたら良いか)」など

 

3.抽象テーマ型

例)「理想的な大学生活とは」「働く意味とは」

 このようなテーマに関しては本当に答えがないので、自分のオリジナルの考えを違憲として出しましょう。答えがない分、かなり多くの種類の意見が出ることが予想されますが、そこでどのように論理的な視点で皆が納得するような意見をまとめられるかが肝となります。

 

4.ディベート

例)「成人年齢の引き下げに賛成か反対か」

 このように賛成か反対かで別れる場合は、自分はどちらの考えかにかかわらず、面接官側からメンバーを賛成と反対に分けることになるでしょう。なので、自分が本心では賛成でも反対側として理のかなった意見を考えることになります。この場合もどちらが正解ということはないですが、面接官をうならせるような理にかなった意見を出せると良いですね。

 

5.その他

例)「日本の内科医院の数は」

 フェルミ推定型です。医者は一日に何人の患者を診るか、などから推定します。

例)「この中から合格者を選んでください」

 これの正解は本当に不明ですが、他人をどのような視点で評価しているかなどで見られるのでしょうか。

 

さいごに

 GDはかなり最初のほうの関門です。採用枠に対して人数が多い企業ではここでそこそこふるいにかけられることになるので心してかかりましょう。

 とはいえ、GDがうまくなるには「場数を踏む」しかないと思います。もし本命の企業の選考にGDという過程が設けられているのなら、より選考時期が早い企業で練習をするのも手だと思います。

 

 今回の記事が就活生の方の力になれば幸いです。

 

 就職活動全体に関しては下の記事にまとめています。こちらも参考になれば幸いです。では。

 

techtechbafl.hatenadiary.jp